内容説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
科学・技術を学ぶ上で、最も重要な数学が、微分と積分です。変化を記述する微分、面積や体積、量を計算する積分。この2つは、科学や工学、さらには経済学でも最も重要な数学です。どちらも、基本はすべて高校で学びますが、「あやふやな人」が多いのも、この2つです。法則や定理を正確に理解するために、もう一度、しっかり復習してみましょう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちくわん
6
2017年12月発刊。それなのに。。。 作者は「高校数学でわかる・・・」の竹内さん。微分・積分の基本を流しつつ、トピックスごとに「高校数学でわかる・・・」のご紹介。ブルーバックスっぽくない。 関孝和の養子の代で「お家断絶」となったエピソードが一番の収穫。詳細は如何に?2018/01/15
Schuhschnabel
5
事情により独学で大学1年生相当の微積分の勉強をすることになったので、復習のつもりで読んだ。数学Ⅲは同じく独学で2年前に一通りやったので、そんなに目新しい内容はなかったが、物理学をまったくやらずに微積分の勉強をするのはいびつなのだなということを実感した。2018/10/09
Sleipnirie
3
例えば速度は時間における移動距離の変化率、これを極限まで細かい時間に区切ってやるのが微分の考え方。さらにその速度を微分すると加速度になる。 著者が物理学者なので、微積分と指数・対数・三角関数との組み合わせを物理と絡めておさらい。2019/03/08
れんちゅ
2
後ろの方になるにつれて誰に向けて書いてるんだかよくわからない本になっていった2019/10/05
家の中のぱっぽ
1
理系だが数学から逃げてきた自分でしたが、微積分の基礎の学び直しとして購入。微分については証明が丁寧なため、なんでそのような公式になったのかを理解したい自分にとっては非常にわかりやすかった。ただ、積分となると、証明はあれど少し飛ばしている印象が強かったのか少し理解に悩んだ。大学数学に入るとより理解度が難しくなった。もうあと一歩踏み込んだ解説が欲しかった。2022/07/09