内容説明
奉行所に出仕するのが大嫌いな定町廻り同心の近藤信吾。代わりに決まって行く先は船宿の「千成」で、瓦版屋の栄吉や医者の八朔、女将のお蔦らに大げさな自慢話を聞かせて過ごす。されど騒ぎが出来すれば、己の義と情をたぎらせて、刀と大法螺で一件落着。広げた風呂敷は必ず畳む! 粋な男の活躍と江戸の町に住む個性豊かな人びとが織りなす痛快無比の時代シリーズ第一弾!(『ふろしき同心御用帳 恋の橋、桜の闇』改題)
感想・レビュー
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Re:胡乱(うろん)
2
奉行所に出仕するのが大嫌いな定町廻同心、大ホラ吹きって設定だけど、だんだん口八丁で事件を解決…ってわけでもなくなってくる。鳥居耀蔵が奉行だけど、他の作品に出てくる鳥居耀蔵よりはマイルドかな。2021/03/22
goodchoice
1
井川さんの他の文庫から出ていたものを改題して出されたものである。初めて読むシリーズであり、まだしっくりこない感はある。第2巻以降を読んで慣れていきたい。2018/01/10
KN
0
ガキ大将が同心になった感じ、全体のトーンとしては悪くないのでシリーズ読んでいくかな2022/11/11