内容説明
大英帝国勲章受章作家が贈る壮大な歴史サーガ、本国でシリーズ25万部突破――感動のクライマックス!
英国も戦争を回避できない情勢となり、セシリーはあるジレンマに陥る。次期伯爵の妻である以上、跡継ぎをもうけることは義務であり務めだが、戦時下に子どもを産むことに怖れも感じていた。だがどれだけ戦況が深刻になろうとも、マイルスとの愛は深まりこそすれ陰ることはなく、二人は互いへの情熱を絶やさず燃やし続けた。やがてセシリーは身ごもるが、その尊い命は儚くも失われることとなる。最愛の家族の出征、失われる命……キャヴェンドンが迎えた最大の試練の時、セシリーは立ち上がる――両家を繋ぐ、愛と絆の掟を胸に。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
22
ロンドン大空襲の部分が短いけれどすごく興味深かったです。チャーチルの話は史実なんですかねえ。しかし、市民への攻撃はどんなに大義を掲げたとしても醜い…。国民が一丸となって、は当時の物資の少ない国の合言葉だったんでしょうが、女性の奮闘や孤児へのプロジェクトなど、興味津々でした。イギリス人女性目線でのこういう小説は読んだことがなかったなあ!うむ、大河小説でした。2018/04/14
セイコリーノ 願わくは図書館、本が「希望の綱」となりますように
3
まさしく大河ドラマです!2023/06/10
みるて
3
図書館の本 読了2019/10/16
みるて
2
図書館の本 読了2019/10/16