ストーリーマッピングをはじめよう

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  • 電子書籍

ストーリーマッピングをはじめよう

  • 著者名:ドナ・リチョウ
  • 価格 ¥2,277(本体¥2,070)
  • ビー・エヌ・エヌ(2017/12発売)
  • ポイント 20pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784802510417

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内容説明

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プロダクト/サービス開発において最初に取り組むべきは、ストーリー作りです。ストーリー(物語)は、世界とコミュニケーションをとるための最古にして最強のツール。ウェブサイトであれアプリであれ、オーディエンスからエンゲージメントを獲得できるか否かは、そこに優れた物語があるかどうかにかかっています。

本書では、ストーリーを「第一印象づくりのためのコンセプトストーリー」「ユーザーになってもらうためのオリジンストーリー」「価値を体験してもらうためのユーセージストーリー」の3種に分け、それぞれのプロットポイント(物語の転換点)ごとにユーザー体験をマッピングすることで、製品を成功に導くための考え方と手法を、iPhone、Slack、Twitterなど優れたプロダクト/サービスを例に挙げながらやさしく解説します。UXデザイン初学者にまずおすすめしたい入門書です。

目次

本書の使い方
よく寄せられる質問
本書への推薦のことば

イントロダクション

第1章|ストーリーマッピング
 「ドカン」と爆発させる
 ストーリーが大切な理由

第2章|ストーリーの仕組み
 ストーリーには構造がある
 物語のあるプロダクトを作る

第3章|コンセプトストーリー:第一印象づくりのために
 コンセプトストーリーとは何か
 コンセプトストーリーの仕組み
 平坦な展開は避ける
 物語を支える要件を見極める
 コンセプトストーリーをマッピングする
 ケーススタディ:Slack のコンセプトストーリー
 ケーススタディ:FitCounter のコンセプトストーリー

第4章|オリジンストーリー:ユーザーになってもらうために
 オリジンストーリーとは何か
 オリジンストーリーの仕組み
 オリジンストーリーをマッピングする
 ケーススタディ:Slack のオリジンストーリー
 ケーススタディ:FitCounter のオリジンストーリー

第5章|ユーセージストーリー:価値を体験してもらうために
 ユーセージストーリーとは何か
 ユーセージストーリーの仕組み
 ケーススタディ:Twitter のユーセージストーリー
 ユーセージストーリーをマッピングする
 物語のスケールを決める
 ケーススタディ:FitCounter のユーセージストーリー

第6章|ストーリーの発見とマッピング
 まずはユーザーの声を聞く
 スマイルテストを活用する
 測定を行う
 ケーススタディ:SmallLoans ―クリフハンガー活用の例
 イノベーションのポイントは「もし○○なら」
 コンセプトの叩き台となるストーリー

第7章|ストーリーの活用法
 戦略ツールを使ってストーリーを視覚化する
 ストーリーをつづる
 物語を使って行動する
 エレベーターピッチに活かす
 あらゆるものに物語を織り込む

第8章|ストーリーマッピングの大原則
 ストーリーはキャラクターが動かす
 キャラクターは目的が動かす
 目的は変わる
 目的は測定できなくてはならない
 衝突は悪いものとは限らない
 計算は楽しい
 きみならどうする?
 「ドカン」と来る瞬間を作り出す

リファレンス
謝辞
著者/訳者について

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

jorge70

5
映画や小説はもちろん、ウェブサイト、ソフトウェア、アプリやサービスなどすべてのプロダクトにはストーリーが必要。ストーリーは顧客に疑似体験させプロダクトを実感する。顧客のストーリー脳に訴えかける仕組みについての解説。2017/07/08

GASHOW

3
考えてみれば人類が文字を記録できるようになったのはつい最近のことだ。それまでは物語をつぶして知識を子孫に残していた。人の脳は物語を求めている。このようなシンプルな答えを導き出す外国人もすごい。日本人の私としては、起承転結がないとつまらないくらいの感覚だ。ストーリーに山場が必要で起承転結が必須なのだが、それをプロダクトやサービスのUXに発展させるところまでは深い思想がないと辿りつかない。そういうとこだと思う。2018/05/29

みぎつた

2
ようやく読んだ。UXとデータは相性いいよねーと思っていたら最後の方で言及されてた。 訳書のため若干読みにくい(冗長)だけど、例はわかりやすくユーザーエクスペリエンスの改善ってこんな感じなのねというのが分かり良かった2020/08/11

MatsuNoHon

2
ストーリーの構造➡1.現状 2.問題 3.プロダクト 4.競争(盛り上げ) 5.価値提案と競争優位(危機、解決) 6.感想(落とし込み) 7.目標到達(エンディング) この流れに沿って、顧客はプロダクトに対して何らかの印象を抱き、価値を見いだす。 コンセプトストーリー→第一印象づくりのため。オリジンストーリー→ユーザーになってもらうため。ユーセージストーリー→価値を体験してもらうため。 ストーリーの主人公はユーザーであること。主体的にイメージを捉えてもらうことで、価値を感じてもらえる。 再読必須だなー。2018/06/10

orange21

2
多分息を吸うようにこういうことは出来たほうがいいんだろう。読んだだけで出来るようにならないよなーという感じ。まぁそういう本じゃないし。2017/11/16

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