岩波新書<br> 聖書の読み方

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岩波新書
聖書の読み方

  • 著者名:大貫隆
  • 価格 ¥814(本体¥740)
  • 岩波書店(2017/12発売)
  • 5/5はこどもの日!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784004312338

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内容説明

「聖書は信仰をもつ人が読むものだ」.世界一のベストセラーとは聞いても,どこか近寄りがたさを感じてしまう書物『聖書』.本書はその聖書を,広く人びとに開かれた一冊の本として読む案内書である.特定の教派によらず,自主独立で読む.聖書学者である著者が,自身の経験と思索をもとに提案する「わかる読み方」.

目次

目  次
   凡 例
   はじめに──聖書への招待

 Ⅰ 聖書の読みづらさ──青年たちの声と私の経験
  1 「正典」と「古典」であるがゆえの宿命
  2 聖書そのものの文書配列の不自然
  3 異質な古代的世界像
  4 神の行動の不可解
  5 まとめ──読みあぐねる聖書

 Ⅱ 聖書をどう読むか──私の提案
  提案1 キリスト教という名の電車──降りる勇気と乗る勇気
  提案2 目次を無視して、文書ごとに読む
  提案3 異質なものを尊重し、その「心」を読む
  提案4 当事者の労苦と経験に肉薄する
  提案5 即答を求めない。真の経験は遅れてやってくる

 Ⅲ 聖書の読書案内
  1 旧約聖書
  2 新約聖書
  3 グノーシス主義文書
   あとがき