内容説明
2014年ソチ冬季五輪で、日本の男子フィギュア史上初の金メダルに輝いた羽生結弦。
史上最年少の12歳で全日本ジュニアの表彰台に上がり、14歳で初出場した世界ジュニア選手権では、すでに「僕が日本で2人目の金メダリストになる」と宣言していた。
15歳で世界ジュニア優勝、17歳で世界選手権銅メダル、19歳で五輪と世界選手権、GPファイナルの3冠達成。20歳で史上初の300点超えを果たした。
「悔しすぎて、嬉しくなってきました」「僕はレジェンドになりたい。羽生結弦の名前を歴史に刻みたい」「これからは自分のなかで戦いを創り上げていかないといけない」「絶対王者になってやる」
その柔和で端正な容姿からは想像できない強い意志を持った「羽生脳」と、そこから導き出される「絶対王者のメソッド」が浮かび上がる。
本文カラー写真を再構成し、2016年以降、平昌五輪に向けて更なる進化を遂げていく過程を、「文庫版あとがき 王者のメソッド、最後は挑戦心に戻る」として追加した文庫版を電子化。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Koning
26
ナンバーの記事を再構成なのかな?とはいえ、インタビューを元にユヅの思考を構成していくスタイルなのだけれど著者の主観がどれだけ混じっちゃったかはわかりづらいスタイルなのでそういう意味ではモヤモヤしっ放し(笑)。自己啓発書とか好きな人はそっち方面の読み方しちゃえる感じになってるので、カルト嫌いの人はムカつくんじゃないかと(言い過ぎ。優良可不可でいえば可という感じ。2018/03/24
ぴー
26
羽生結弦選手のスケート人生とインタビュー追いながら、彼の勝つためのメソッドを解いていく。ドキュメンタリー番組を見ているような臨場感があって、何度も目頭が熱くなった。彼の築いてきたメソッドは徹底的に思考と試行を繰り返し、多くの人に支えられ、感謝で包まれている。早く彼の演技が見たい反面、怪我の状態を不安に思っていたが、この本が吹き飛ばしてくれた。限りない試行錯誤が、確かに積み重ねられているのを感じた。彼が最後全てを信じて氷に乗るように、ファンはただ、彼を信じて必死で応援して楽しむのみ。さあオリンピック本番。2018/02/13
Miyako Hongo
12
五輪出られるのか、と言う心配よりも、五輪開催できるのか、戦争始まるんじゃないのか、というのが冗談でなくなってる半島情勢。ロシアの個人参加って、露骨にアメリカへの牽制だよなぁなんて生臭い事を考える。□この人って、とにかく見られることを前提に行動してる観があって微妙に付いていけない。ハリウッドセレブっぽい。日常生活全部演じてるイメージ。□子供にスケート習わせてた友人が言っていたが、男の子だろうと「自分が一番綺麗なんだ、と思って滑れ」と言われるんだそうな。そういう所を乗り越えるとああいう感じになるんだろうか。2017/12/19
エル・トポ
10
栄光と挫折が最も顕著なスポーツはフィギュア・スケートとボクシングだと思っている。特にフィギュア・スケートはより華やかであり、失敗の挽回が最も困難であると言って差し支えないと思う。元より、羽生結弦の一番の才能は、物怖じしない「見られる事が大好き」という性格と、分析に長けた賢さだと思っていた。この本で語られるのは、まさしくその部分。平昌五輪に挑む前の2017年暮れに出版されるも、何故か未読のままでいた。でも、プロ転向後も「そうだよね」と思える事が多く、このタイミングで読んで良かったのかもしれない。2023/05/25
すぎねえ
9
五輪前に読めてよかった、間に合った。いやそれにしても。この一冊で羽生結弦というアスリートがどんなに成長しているかが分かる。成長、だけじゃなくてもうなんだ、脱皮?羽化?何回脱皮して何回羽化すんの?!てくらいの豹変ぶり。この本の真ん中、なんなら2/3あたりまでは読んでも読んでも今の羽生結弦からは遠い。いっそ、実はサイボーグになったんだよね、と言われる方がまだ納得できる(盛ってます←)。それだけに、五輪まで現れないであろう絶対王者が、おいらの中ではすでに伝説になってきてだな。五輪を震えて待つ!為の一冊。2018/01/20
-
- 電子書籍
- 錬成師アリアは今日も頑張ります~妹に成…
-
- 電子書籍
- 陛下の膝の上92 NETCOMICS
-
- 電子書籍
- Dr.コトー診療所 完全版(19)
-
- 電子書籍
- 華にナースコール(1) ジュディーコミ…
-
- 電子書籍
- 真剣 実録!!フリーで1000万貯めた…