平凡社ライブラリー<br> 耳袋 2

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平凡社ライブラリー
耳袋 2

  • ISBN:9784582763461

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内容説明

江戸後期に佐渡奉行から南町奉行を歴任した著者が見聞きし書きとめた随筆集。狐狸妖怪譚あり庶民の悲喜劇あり、不思議な話大好きの江戸人の姿が浮かび出る。解説=氏家幹人

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

∃.狂茶党

11
おおよその感想は『1』で書いた気もする。 解説によると、根岸はなかなかのやり手で少々軽薄な人であったらしい。 こちらの集では、狐狸の類の話が目につく。 全編を通して一番面白かったのがこの話。 『黐を落す奇法のこと』 猫がとてもひどい目に遭う。 また、アマサウネンなる呼び名で、南米のアマゾネス伝説が、七夕に絡めて紹介されてることも驚きでした。2022/08/21

眉毛ごもら

1
怪談から近所の話、美味しい漬物や薬のレシピまで耳袋は面白いと思ったことを書き集めた随筆である。話に出てくる人間が町人農民から大名まであるところからも交友の広さが感じられる。狐が騙したり騙そうとした狐を懲らしめたり、幽霊に頼まれごとをされたり、不思議な縁があったり。良くも集めた色々な話がてんこ盛りで楽しい。たまにダブって収録されたらしき話もある。現代語訳ではないが段々読み進めていく上ですらすら読めるようになったりしたのでなかなか良かった。怪談が多く収録されていて元ネタが読みたかったので色々読めて満足である。2021/12/21

トナカイ

0
1と2、どっちに収録されていたか忘れてしまいましたが、雷様が落ちた(笑)の話が一番好きです。いいのかそれで、といった感じで。2011/06/02

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