扶桑社BOOKS<br> 近代日本 偽りの歴史~無意識に史実を歪ませるリベラルの「病」~

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近代日本 偽りの歴史~無意識に史実を歪ませるリベラルの「病」~

  • 著者名:辻貴之
  • 価格 ¥935(本体¥850)
  • 扶桑社(2017/12発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784594078614

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内容説明

大正デモクラシーこそ「昭和の戦争」の元凶であった!
【「はじめに」より抜粋】リベラル史観の歪みを正す! 近年、日本近代史の研究が進み、「リベラル」派の史観に対し疑問の声が強まり、歴史の見直しが行われています。<中略>なかでも、大正デモクラシー的状況こそが昭和の戦争の時代を招いたのではと考える研究者が増えつつあるのです。加えて、昭和の戦時下、リベラル系とされる朝日新聞が、先頭を切って国民を煽動し戦争遂行に協力したのは、どうしてなのでしょうか。「リベラル」派の史観では説明がつきません。<中略>大正と昭和のあいだには断絶などなく、昭和の軍国主義は、大正時代に準備されていたのです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

禿童子

28
明治初年の西郷隆盛の征韓論に福沢諭吉や自由民権派の「内に民権、外に国権」の主張が交わり、不平等条約改正反対運動、日露戦争講和反対の日比谷焼き討ち事件、米騒動、普通選挙を求める大正デモクラシーで「大衆」が歴史に登場する。日本の国際舞台への進出は欧米協調政策の下での国際連盟常任理事国入りという形で実現したが、アジア主義という反英米、中国大陸への進出という破壊衝動に軍と大衆、政治家と新聞が飲み込まれていく姿を活写する。伊藤博文、原敬を高く評価する一方、吉野作造、後藤新平、近衛文麿が国策を誤ったことを指弾する。2019/09/29

マキノ・ジロー

2
今まで大正時代に大衆文化が花開き、昭和の軍部の暴走で潰されたというイメージを抱いていたが、それがひっくり返された。 大正時代に強まった大衆の力が昭和の戦争に日本を持っていったのだとすれば、大衆の一人として大衆の怖さを心に留めておかねばならない。 大隈重信、西郷隆盛などの偉人にも破壊衝動が宿っていたとしているが、なぜ破壊衝動が宿ったのかの考察もあればもっと良かった。 私も一時期、太平洋戦争はアジア解放戦争だったという説を支持していた事がある。 そんな説を唱えた人も私も破壊衝動があるのだろうか?2018/02/02

Рома

1
コピペアンドコピペ。ネットでやってろという感じ。筆者がまともに文章を書いたのははじめとあとがきくらい。いかんせん、体系的にまとめられていないので非常に読みにくい。筆者のレッテル貼もひどい。筆者は福沢諭吉をアナーキストと決めつけているが彼は確かに理想の状態とは政府や法律のない状態と述べているが、憲法9条が地球に日本とあとはシーランド公国の二カ国しかなければ素晴らしいように、私には彼がアナーキストであったとは到底思えない。2017/12/12

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