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内容説明
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紐なしで地下鉄に乗り込むわんこたち、“犬飼い免許証”取得を目指す飼い主たち、過激化する“動物愛護テロ”……。犬と動物をめぐる硬軟さまざまな騒動をペット大国ドイツから報告。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
磁石
22
さすがドイツ、厳しく徹底的な躾がなされているだけじゃなくて、学校まで作っていたとは……。人間も含めて動物にはそれぞれ、違ったケダモノ性をもっている。ソレが良くもあれば悪くもある。ただ可愛がってイイ子いい子と撫でているだけではダメなのだろう。特に人とともに社会の中で生きるのならば、教育を施さなくてはならない、人の子供にもそうするように。もう野生の動物でないのだから、バッチリ組み込んだ社会システムを作るべきか2017/06/19
葉子
14
ドイツのペット事情から世界の動物愛護団体まで幅広く触れられていた。動物愛護って難しい問題だよね。私は勿論動物が好きだけど、真珠を見て真珠貝が可哀想だと感じる感性は持ち合わせてない。でもやっぱりこの本を読むと人間のエゴによって新しく種類を作られたり絶滅の危機に追いやられるのは問題かなと思うなあ。一番驚いたのはドイツの議会が2か月以上も夏休みを取ることだったりするんだけどね。笑2013/12/05
Tomomi Yazaki
6
ドイツの街中ではリード無しで犬を連れているのが普通で、カフェや電車でも飼い主と一緒に居られる。これは犬にとって、いやいや犬好きな人間にとって夢のように羨ましい情景です。かく言う私も例外ではありません。この本では、それに至るまでの歴史的背景を、ドイツの犬種の成り立ちと共に綴られています。ドイツ人の気質なのか、犬を愛する余り変な事件も起きてます。皮膚病の犬が憐れだからと安楽死を命ずる裁判所の判決に対し、ある愛護団体は判決に背き犬を連れて逃げ回る。犬にとっては迷惑千万。押しつけの愛情は、誰も倖せにしませんよね。2019/05/09
Y.Yokota
1
書名だけ見るとペット先進国ドイツのいいとこ取りな内容に思うが、飼い犬・保護施設・政治動向など紹介される数々の事例は一つの主張に寄ることなく、あくまで淡々と報告している。なので読みやすい。無論、自分は犬が大好きだし犬のために出来ることはしたいと思う。しかし、悪質な業者にしろ動物愛護活動家にしろ、犬を助けると言いながら一部の情報のみを提示して大なり小なり隠し事をしながら意見を主張するのは我慢ならない。と、いう点で読んでいて安心できる本だと思うし、これを取っ掛かりに動物保護のアプローチを考えられそう。2019/01/30
putisiyante
1
犬の躾は、ドイツが一番とは知っていたが、徹底しているので、ここまでとは思わなかった。口輪や紐で、デモを起こすとはやはり、ドイツ人らしい。ドイツと犬の関係は歴史があるのが、改めて分かった。2012/05/09
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