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内容説明
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「東大脳」的思考とは何か-それは、自分の人生を自ら切り拓く意志を持ち、設定した目標にむかって努力することのできる思考形態。周りに流されるのでなく、強靱な意志を持った子どもに育てるにはどうしたらいいか?難関大学突破の鍵となるのは子どもの資質か、親の力か?19歳の東大理科3類現役学生が自らの生い立ちを通して語る異色の子育て論。
目次
第1章 私の東大理3受験奮戦記-自学自習で挑んだ大勝負(塾や予備校は本当に必要か
自学自習の三本柱 ほか)
第2章 東大脳は親が作る?-自衛官の父は訓練好き(ノルマをこなし、ノルマに慣れる
父の無謀な訓練 ほか)
第3章 中学受験成功の法則-決定権は誰にある?(中学受験の価値
成り行きの中学受験 ほか)
第4章 桜蔭って、どんなところ?-女子最難関の内側(桜蔭の入学式
落ちこぼれる不安 ほか)
第5章 東大脳の作り方(自学自習は受験後も役に立つ
常に向上しつづけるということ ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
さきん
23
必要な努力を最小限でこなしている印象も受けた。父親が強すぎる印象を受けたが、著者のストレス耐性が強いのか上手くやっていた。自分は変なけもの道ばっかり行っていることを痛感したが、これはこれで何かの役には立つんじゃないかという気がする。勉強の取り組み方は参考にしたい。2017/02/20
べる
13
自主的にやる気を出し、計画的に努力して挑戦し、達成するプロセスを踏み続けた人が東大脳の持ち主。家でのお手伝いで口出しされずに最初から最後までやることでも計画実行力を養う。一番身近な存在の親から信頼を受けて自分に自信がもてる。そして自分の努力でほしい自分を手に入れる向上心と上昇志向と完璧主義をいつからか持てる。勉強ほど自分の努力が目に見えて表れるものはない。常に物事に真剣に取り組める姿勢が勉強も運動も趣味もできて楽しめる人生。人生成功の定義は自分が最も社会に貢献できる仕事を全うすること。【勉強法の具体あり】2022/12/18
ひよピパパ
11
今や美人女医としてテレビでも紹介されている安川氏による、東大理Ⅲ合格の長い長い合格体験記。当時19歳でありながら、かくもこれまでの生い立ちを恥じらうことなく書けたものだと、その度胸にまずは感服。ただ、価値観があまりに一つに偏り過ぎていて、若さというか青さが少し気になった。2020/08/02
Hirohito
10
子供の学校で推薦していた本。学校の勉強をベースに塾に通わず、現役で東大理Ⅲ。個人的には余り面白くなかったのだが、得るものはあった。世の中、頭がよい子はいるものだ、と。塾へ通うべきなのか、どの参考書で勉強すべきなのか、当然そうしたことはそれを行う者の適正において決められるべきものなのだが、著者はすべて自分なりに確認し自分の判断で決めていく。本当の頭のよさというものは、いかに自分自身を理解できているかにかかってくるものだ、ということを再確認させてもらえた。自分ももっと自分のことを理解していかなくては。2013/07/20
みんと
7
まず、本の題名と内容とのズレに違和感を覚える。中学受験を控えたわが子がどうすれば自分の最大限の力を発揮でき、合格を勝ち取ることが出来るのか、少しでもヒントが欲しくて手にとった1冊だったのだが、塾にもほとんど通わず、東大までのエリートコースを辿った著者が、メンタル的にどう工夫をしたのか、どんな紆余曲折を体験したのかなどの細かい記載は省かれ、魔法のように、トントン拍子で気がついたら合格してました的なノリを感じずにはいられなかった。自学自習をモットーに頑張ったのだから、信念や心情の変化などたくさんあっただろうに2010/06/03




