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内容説明
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表現の自由と人格権がぶつかりあう名誉毀損裁判。だが、ときとしてその判決が、不合理な結果とも映るのはなぜだろう。これまで言論はいかに裁かれてきたのか。「不適切な表現」はいかにして決められるのか。そして、そもそも言論はどのように裁かれるべきなのか。その実情と問題点を説く!ネット社会を迎えて誰もが名誉毀損の加害者になりうる時代、表現の自由と人格権の、より適切な調和への提言。
目次
第1章 名誉毀損訴訟になる事件とは(犯罪としての名誉毀損
あらゆる表現活動が対象に ほか)
第2章 名誉毀損裁判の戦後史(「一般読者の普通の注意と読み方」
読者の知的水準を論じた裁判所 ほか)
第3章 名誉毀損事件はどう扱われているか(民事裁判と刑事裁判
事前の交渉 ほか)
第4章 名誉毀損訴訟の構造的問題(名誉のとらえがたさ
人の「名誉」を把握する上でポイントとなるのは何か ほか)
第5章 あるべき言論と改革のポイント(自主規制の可能性
自主的な紛争解決機関の活用で充分か ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佳音
26
ご高説は賜ったが、根拠に乏しいように考える。そう私が考える根拠は、引用した参考文献一覧が付記されてないこと。よって裏付けが乏しい。文中参考文献の引用が雑なことである。2013/12/12
hiyu
7
自身全くの素人ではあるが、名誉毀損といっても相当の幅があることは理解できるし、裁判になった際の構造上の問題もなんとなく分かるような気もする。また、メディアに対する言及もあったが、これには感情的には納得できない点もあった。ふと思ったのだが、名誉毀損となる状況があって、このことにより世間が誤解し、結果いったん下がった社会的評価が戻らない状況であれば、責任の所在はどうあるべきなのだろうか。2017/07/06
新橋九段
1
問題点のまとめ方はちょっとわかりにくい。名誉毀損法にいろいろと問題があることはわかる。2018/06/11
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