平凡社新書<br> 発達障害 母たちの奮闘記

個数:1
紙書籍版価格
¥836
  • 電子書籍
  • ポイントキャンペーン

平凡社新書
発達障害 母たちの奮闘記

  • 著者名:山下成司
  • 価格 ¥836(本体¥760)
  • 平凡社(2017/12発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784582855821

ファイル: /

内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

他の子とはちょっと違うはざまの子たち。彼らを育ててきたお母さんたちは、どんなことに悩み、どう乗り越えてきたのだろうか?生まれたときのこと、学校のこと、そして就職のことなど、子育ての全部を、根ほり葉ほり聞いてみた。『発達障害 境界に立つ若者たち』の続編。

目次

第1章 子育ての柱は「無理をせず、無理をさせず」-「広汎性発達障害(PDD)」を抱えるツトム君のお母さん(一口で言えば「真面目な子」
私は特に取り柄もない普通以下の母親 ほか)
第2章 仕事、家事、子育て、目一杯でも「それが喜び」-LD傾向を抱えるタケシ君のお母さん(多忙な子育て。でも、仕事は楽しかった
三〇センチ幅のところにじっと座っていられない子だった ほか)
第3章 障害を受け入れることは「そのまま」を認めること-「軽度知的発達障害」を抱えるアミちゃんのお母さん(勝手にこの子はできないんだって決めつけてた
障害を持つなんて夢にも思ってなかった ほか)
第4章 「明るい自由人」の子どもを持って-「高機能自閉症」を抱えるヨシカズ君のお母さん(一言で紹介するなら「自由人」
笑うことで救われる気持ちになることは多い ほか)
第5章 多くを求めず、穏やかで平凡である幸せ-「学習遅進」を抱えるマリコさんのご両親(仕事中に怒鳴られて泣いたこともあった
子育てって、何て楽なんだろうと思ってました ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

オカメルナ

40
発達障害があろうが、なかろうが大抵の母たちは子育てに奮闘するよね。ここに登場する母親たちから見れば私は奮闘していないなと痛感。色々感じることはあるけれど、全力で、時には少し距離を置きながら我が子をサポートして行くって、口で言うのは簡単だけれど、これがとっても難しい。一人一人、個性があって状況も違うので参考になったとまでは言えないけれど、むやみに悲観することはないと感じさせてくれる。 2013/07/31

ごへいもち

11
A学院のような障害に理解のある学校がなぜなくなってしまったんだろう。お母さん達がちょっと明るすぎるなぁと思ってしまった2011/11/15

カッパ

9
少し古い本ですし古い体験談ではあるが昔はこうだったのかということも良くわかった。乗り越えてはきているけど母たちは強い。今の状況も決して良いものではないように感じたけどある意味ちゃんと福祉を利用して生きているのだと思う。家の息子もきっとなにもない子と同じではないんだろうと思って覚悟しないといけないように思った。2024/02/18

Louis9th

5
なかなかめぐり合うことのできなかった「親視点」の一冊。障碍児にスポットをあてた本は数あれど、親の苦悩を事細かに記した本にはなかなかめぐりあえない。高機能自閉症など、一見して障碍とわからない障碍もある中で「わが子にはこれが『できない』のだ」と認めることは非常に難しく、苦痛を伴う。『深刻に受け止めて何が救いになるのか』 そしてそれを乗り越えた先にまた、子供の将来への不安がよぎる。登場する全ての親が一様に自分の死んだ後の我が子の行く末を案じているというのは、真っ先に省みられなければならない点ではないだろうか。2011/11/14

yori

5
★★★★☆ 親達の語る子供達はやはり愛しい存在だ。たとえ発達障害で苦労する事があっても。前著の発達障害の人達にスポットを当てた方の本も読んでみたい。2011/10/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/3150262
  • ご注意事項