内容説明
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願うとは。鎮めるとは。慰めるとは。そして、祈るとは。コトバや問いがうつろに漂う現在、稀代の宗教者が投じる一石。
目次
1 対立思考の不毛(情報社会と宗教
宗教の王道とは ほか)
2 合掌のカタチ(人間と悪との距離を描いた小説
争いを捨てた阿修羅のすがた ほか)
3 喧騒から静寂へ(世を安く送りなんものを
食が生きる根幹であるならば ほか)
4 能、沈黙の祈り(闇の安らぎ
沈黙の祈り ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
井月 奎(いづき けい)
43
私は毎日、祈ります。まあ、寺社仏閣の前を通るといきなり土下座をして祈り、画家の小村雪岱に踏んづけられそうになる泉鏡花ほどではありませんが祈りは欠かしません。祈りの意味の一つとして「共感」があると思っています。自分ではない者の喜怒哀楽に思いを寄せて、感じることを共にして何事かを思う。それが祈りの本質の一部だと思うのです。その思いを深めてくれたのは著者の合掌の形への考察で、対立をしない、善と悪、上下、自然と人が一つになる様子を表している、そう言います。共感をこえた共存、同化、それも祈りの本質の一つでしょう。2019/05/27
Kikuyo
20
「自然と人間」と 対立的に考えるのではなく「自然の中の人間」という視点が必要。自然と「共生」という言葉もまた傲慢だと著者は語る。自然は恩恵を与えてくれるが、自然は時に容赦なく襲いかかったりもする。怖れ敬うという心がけで暮らしていくことを忘れないようにしたい。 2019/10/19
Nagatsuki
1
「唯識」という概念を知りたくて手に取る。 随筆のような形式で書かれている。 唯識入門という本を出されているので、体系的に唯識というものを知る為、そちらも重ねて読みたい。2016/11/06
funuu
0
「はじめての唯識」の多川さんにしては、俗な感じがした。2014/06/28
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