観覧車物語

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¥3,080
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観覧車物語

  • 著者名:福井優子
  • 価格 ¥3,080(本体¥2,800)
  • 平凡社(2017/12発売)
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  • ISBN:9784582832518

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内容説明

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コロンビア博覧会で初登場の巨大観覧車からロンドン・アイまで、明治の空中観覧車から平成のビッグ・オーまで-。「遊園地の女王」観覧車のすべてを描いた初めての本。

目次

第1章 観覧車と私
第2章 旅と観覧車(ニューヨークの観覧車
イリノイ州の観覧車
ヨーロッパの観覧車)
第3章 日本の観覧車(明治の観覧車
日本における観覧車の起源
大正・昭和の観覧車
平成の観覧車)
付録 観覧車雑学

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kawai Hideki

77
ひょんなことから観覧車研究の第一人者になった著者による、観覧車研究の集大成。日本初の観覧車が通説と違っていたことを発見。世界一の観覧車の変遷、観覧車の源流の歴史、観覧車の構造と動作原理、観覧車メーカーの社史など、国内外を問わず古今東西縦横無尽な観覧車尽くしの一冊。とにかく行動力がすごい。思い立ったら電話。了解が取れたら次の日には取材。観覧車を通じて、万国博覧会研究者や遊園地研究者と人脈が繋がったり、観覧車の絵葉書を求めてeBayで手に汗握るオークションを繰り広げたりと、研究過程の様々な出会いも面白い。2015/09/20

ひねもすのたり

7
むしろタイトルは観覧車大全とすべきではないか?著者の観覧車愛が炸裂した一冊。 日本はもちろん海外の観覧車とその歴史について詳しく書かれています。日本で観覧車と言えばいわゆるベイエリアに三基あるイルミネーションギラギラの巨大観覧車だったりするわけですが、海外には大戦前に建造された観覧車も数多く残っているようです。『第三の男』(1949年)でオーソン・ウェルズとジョセフ・コットンが乗っていた観覧車が今でも現役なのはびっくりです。写真や図版も多く掲載されているので、それほど興味がなくても楽しめると思います。★42021/11/16

takao

2
ふむ2024/02/06

なむさん

2
観覧車、こんなに熱心に研究している人がいるとは。金にならない研究上等!と、世界にも進出しちゃう著者の情熱がすごい。ネパールの観覧車の写真がヤバイ、衝撃的だった。観覧車好きだけど、これには乗りたくない…日本の観覧車の研究をしていく所は、海外に比べれば身近なのにあまり、いや全然研究されていないせいで、手探り状態・草分け作業感満載。よーやったなぁ…という尊敬。と、名古屋が国産初の観覧車と現存する最古の屋上観覧車の地である事が書いてあってびっくり。さて、刈谷ハイウェイオアシスの観覧車にでも乗りに行きますか。2017/12/16

のぞみ子

1
図書館本。借りたのも何度目か。前回がっつり読み込んだので、今回はさらっと。歴史あり探訪あり。おもえばおもしろい乗り物よね。2020/11/26

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