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内容説明
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見た目至上主義時代の今、男も美容に気遣うことは普通になった。だが、「見た目」のシバリがきついのはやはり女である。女たちは熱心に化粧をし、「キレイ」を目指す。それは大きな楽しみであると同時に、苦しみでもある。誰のため、何のため、女は「キレイ」になろうとするのか。男が首をかしげ、女も戸惑う、化粧と「キレイ」の真実がここにある。
目次
第1章 「キレイ」は楽しい、「キレイ」は苦しい(なんのために化粧をするのか?
化粧をするのは男のためではない ほか)
第2章 女はここまでやっている(目力を作るために
「眉毛いじり」の歴史 ほか)
第3章 キレイはこうして煽られる(「化粧」にも二つある
男も化粧に取り込まれる ほか)
第4章 自由に「キレイ」を楽しみたい(化粧は女性の礼儀
女同士の絆と重圧 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やいっち
75
いかにもキャッチーな題名で、普通なら敬遠するはずが、ついへそ曲がり根性を発揮して手にした本。著者は、専門はフランス哲学、現代文化論研究というれっきとした研究者の方。本書についての感想を書くか、迷うところ。女性は勿論だが、ビジュアル重視というか、10割の時代、テレビを中心に男性もビジュアル重視という社会の風潮、圧力を意識せざるをえなくなっている。女性は早くからそういったプレッシャー(それとも化粧する楽しみ)に敏感だったはず。内面も実力も外見で表現しないと生き残れない? 2010/10/01
還暦院erk
13
図書館本。書評かどこかで見かけて題名が気になって衝動借り。化粧の流行あれこれは本書刊行からさらに動いているけれど、「若さ礼賛」イデオロギーは老若男女に関わらずへばりついてる感じがするなぁ。橋本治『いつまでも若いと思うなよ』とほぼ同時進行で読んだのでp199~はキツかった。かつてのベストセラー『飛ぶのが怖い』を書いたエリカ・ジョングが中年に至って『五十が怖い』を書いた、その内容が厳しく「怖い」。2016/07/23
ゆきねこ
7
ごめんなさい。読んだことも忘れたほど何も残りませんでした。化粧品の原価率が恐ろしく低いということ、容器の費用が高いこと。化粧の流行によって眉毛を太くしたり細くしたり、バカ高い化粧品を買わされたり。結局踊らされているのです。私たち。自己満足という面もあるでしょうが、みんな同じ顔に見えるとても上手な化粧を見ると、ユニフォーム化していると思えます。YouTubeで化粧のやり方を実演しているのを視聴したことがあるのですが、誰でも、簡単、手軽に、瞬く間に美女になります。化粧の技術向上。あとは本人の気力と財力の問題。2020/03/14
ちいちゃん
7
衝撃的なタイトルに惹かれて図書館で借りた。ただ読み進めると女性がきれいのために何をするかカタログ的に並べられているだけで、著書が「女は見た目が10割」ということを肯定しているのか否定しているのか、何を問題として書かれたのかよくわからなかった。2016/03/19
B.J.
6
●ブス ⇒めだかブス:すくいようのないブス ⇒かまぼこブス:板についたブス ⇒地平線ブス:果てしないブス ・・・本文より2020/02/18
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