内容説明
ビデオメーカー・宇宙企画と、雑誌『デラべっぴん』を発行していた英知出版。両者を創った山崎紀雄は巨万の富を手にし、そしてすべてを失った。人も雑誌も会社もデタラメで、エネルギーに満ちていた時代の証言ノンフィクション。山崎、末井昭(『写真時代』編集長)、中沢慎一(コアマガジン社長)の座談会を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
しんこい
10
英知に宇宙、メディアミックス、美少女と時代に先駆けていたとも知らないかった。バブルの時代ということを差し引いても、新しいことを始めた活気がある。倒産したとは知らなかったが、創業者一代のエネルギーはすごいと感心。次は創業者でなく会社や雑誌のことを読みたいところ。2017/10/17
arnie ozawa
2
印刷へのこだわりについての話は驚き。プロは我々が気にしていないところに死ぬほどこだわっていて、でもそれは多分ちゃんと伝わって結果に反映されるんだな、と勇気づけられた。そしてそれ以外のでたらめさにはあきれた。2019/11/16
ちゃーりー
2
芸術をエロへ昇華させた宇宙企画と英知出版。デラべっぴんの、あのクオリティと、宇宙少女の、あの綺麗さ、当時は驚きました。その舞台裏で活躍していた当事者たちの様子から、だからこその、クオリティと綺麗さだったのかと、納得しました。さらに、なぜ手に入りにくくなり、最後は姿を消してしまったのか、当時はよく分からなかった事情についても、分かりました。"モロ"ではないからこその価値が、当時はあったと思います。 ---2017/9/30追記--- 27日、プレイボーイ創刊者、ヒュー・ヘフナーが91歳で老衰により死去。2017/09/13
Aqurax
1
「べっぴん」「デラべっぴん」でアダルト雑誌の革新を行い「宇宙企画で美少女AVを創生した山崎紀雄氏。エロではなくエロスを標榜した彼が拘ったのは印刷後の”肌の色”と股間の皺(笑)。だが、大手印刷会社とやりあって極めた肌の色や質感はその後の日本のグラビアの質向上に大いに貢献したとは、この本を読むまで知る事のなかった事実だった。そして、それは絵画を愛し、芸術家志望だったからこその結果だったに違いない。2019/05/01
Pio
1
エロ画像のある種フォーマットを作ったことに「納得」してしまった。「バブル時代」の遺産とでも言うのだろうか。2018/08/23




