内容説明
「数字を見ると頭が痛くなる」「数字は無味乾燥」と思っていませんか? でも本当は、見慣れた世界を数字という鏡に映してみると、実に多くのことがわかってきます! 統計データに潜むトリック、歴史を変えた数字のマジック、数で相手を説得するテクニック、ノーベル賞物理学者お得意の物事のざっくりした見積り方など、複雑極まる現代を生き抜くのに役立つ最強バイブル。『数字は武器になる』改題。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chiseiok
25
タイトルにつられて平積みから。著者初読みですが、かの有名なベストセラー超**法シリーズの作者さんだったのですね。自分にとって読書はすべからくエンタテイメントなので、ノンフィクションであってもスリルは重要、いやノンフィクションだからこそスリルが欲しい。「へぇ、そうなんだ…」じゃなくて「えっ、そうなのか!」と感じながら読みたいワケです。残念ながら本作は自分にとっては前者かな。感心させられることは書いてあっても感動させられることは特になく、平たい気分のまま読了。ちょっと賢くなった気はするけど、多分すぐ忘れるw。2017/08/02
たらお
24
週刊新潮に連載されていたものなので、話が多岐にわたる。読みながら数字に強くなりたいとは思うものの、堪え性のない私は未消化のまま先へと読み進めてしまう。そんな中で覚えておきたいこと。位取りの単位は「最初のコンマが千、次が百万、次が十億」・・・年号を西暦への換算。昭和は一律25足せば西暦の下2桁になったが、平成の場合「平成年次1けたの場合88を足すと西暦下2桁」「平成年次2けたの場合、12を引くと西暦の下2桁」これは覚えていられるだろうか?頻繁に使えば思い出すけど、年1,2回の頻度で使うなら忘れそう・・・。2017/07/30
大先生
12
円周率πに隠された秘密…「神は、世界を創造したとき、すべての有限なメッセージを、数字の形でπのなかに書き込んだ」という神秘的な話が印象的でした。円周率は無理数であって、同じ数列の繰り返しにはならない。そのため、「どんな数字の列を持ってきても、それが有限である限り、必ずπのどこかに存在しているのではないか」。そうすると、文字は数字コードに置き換えられるので、どんな文章を書いても、πの中に存在することになるのでは?という話のようです。文系人間でも、ある程度楽しく読める一冊でした(笑)。2021/09/12
tnyak
11
数字をテーマとしたエッセイ集。暗号解読からネット社会のセキュリティ、2種の食糧自給率、シカゴにいるピアノ調律師数の推定法など、興味深い話が多数掲載されています。「文系こそ数字にこだわるべきだ」「数字なき理念は空虚だ」という主張、全く同感です。 2017/07/21
Rammstein
8
要約すると、「数学や数字をキライキライするんじゃなくて、もっと親しみを持てばトリックに気付けるかもよ」ということが主題。数字のトリック(経済数値など)や数学上の活用(フェルミ推定や保険リスクなど)を例に挙げ、技術の理系数学から経済活動の文系数学への発展を推奨している。2018/12/11
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