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内容説明
ルネサンスは近代のはじまり? 中世のみのり実り? それともたんなる過渡期? さまざまな文化要素が未決のまま共存する独自の時代としてルネサンスを見直す複数史観の試み。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
oooともろー
5
ルネサンスを中世と近代の断絶と見るのではなく、かといって過渡期や単純な連続でもなく、複数主義史観から読み解く。著者も述べているが、何ごとにつけ「区分・分類」したくなるのが人間の性。2018/06/14
misui
3
時代区分について、ここからここまでがルネサンスであるとか、前の時代から連続しているとか過渡期であるとか様々な見方があるわけで、しかしそれらは当時の社会においても個人においても容易に割り切れるものではなく同居すらしている。そこで本書は「複数主義史観」に基づいて多様なルネサンスの文化を見る。肝心の内容はちょっと散漫だけど、便利で使いがちな時代区分や世紀の区切りについては再考を迫られるかな。2020/01/14
mil
0
p125"学化しても、術的面がなにがしか存在していないと保てない局面が「学」にはあるのかもしれない。つまり、両義的な「術」が消えないのである。こうした、隠微な術にひとびとが惹かれるのは、明るく公開的な近現代の世にあって、夜のような暗さが絶えず訪れなければ、いつのまにか「不満」が身辺に巣くうからであろう。闇夜を生きる術はやはり必須なものだと考える。"2025/01/04
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