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内容説明
キリスト教は二千年前、ユダヤ教の活動家だったイエスを人類の救世主(=キリスト)だと信じた人々がつくった宗教だ。今では二二億人もの信者がおり、世界の政治や文化にも大きな影響を与え続けている。しかし、そもそもイエスは実在したのだろうか。イエス=神か、それとも神の子なのか。一神教でありながら、神は「三つで一つ」だという教理とは何か――。人気宗教学者が、イエスの一生、聖書のエピソードと意味、仏教との比較、イスラム教との関係などを、Q&A方式で説明。最低限の知識を99の質問で学べるキリスト教ガイド。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
late
10
中村本は翻訳も含めて三冊目。「科学と宗教」が割と真面目に宗教学に興味がある人向けだったのに対して、本著はキリスト教圏の方と話す際に向こうが常識だと思っていることについて簡単に知っておこう、ついでに彼らの考え方のベースも添えとくよ、という軽い感じ。そのためQ&A方式を採用する、雑学っぽい要素を多めに入れる等内容の分かりやすさにポイントを置いている。新しく得る知識は少なめだったが、忘れていたポイントの復習をリラックスした状態で出来るのはありがたい。良書。2019/01/22
マカロニ マカロン
3
個人の感想です:B。「無神論者も驚いたとき「ジーザス!」と言うのか?」という人を食ったQ&Aから始まるが、「はじめに」に「本書はキリスト教に関心はあるがべつに信者になりたいわけではないという方のためのガイドブックです」とある。その後はキリスト教の教え、イエスの生涯、西洋文明との関係が続き、妊娠中絶、同性結婚、イスラム教との衝突など現代の問題を取り上げて、とても興味深い問題をわかりやすくQ&A形式で説明してくれる。ジブリや『最後の誘惑』、『沈黙』などの映画の内容に触れた解説もとても理解しやすかった。2020/08/18
SK
3
207*いつものことだけど、中村先生の本は、信仰するつもりはないんだけど、知識としては知りたいというニーズに応えてくれる。2018/09/12
うにだ
2
図書館本。宗教研究者且つキリスト教信者ではない著者様の御本。信者でない視点で書かれているのと、著者様の説明の仕方が分かりやすい且つたまにスパッと書かれているので個人的にすごく読みやすかった。読みやすいながらも深く掘り下げられていて楽しく拝読した。これは手元にも欲しい1冊なので今度購入する。2022/01/23
サラダ
2
基本的なことから、ハリーポッターとキリスト教との関係、日本人論、キリスト教とイスラム教の衝突について、神は存在するかなど、興味深い内容盛りだくさんの本。2018/02/16
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