毎日新聞出版<br> 欧米先進事例に学ぶデジタル時代の電力イノベーション戦略(毎日新聞出版)

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毎日新聞出版
欧米先進事例に学ぶデジタル時代の電力イノベーション戦略(毎日新聞出版)

  • ISBN:9784620324708

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内容説明

日本でも電力・ガスの自由化が段階的に実施され、2016年からは家庭用電源も自由化されている。多数の新規参入があったが、その大多数では採算ラインを割り込んでいるという。エネルギーの自由化は一見大きな影響をもたらしてはいない。だが、欧米に目を向けると、エネルギー自由化後、次々に新ビジネスが誕生し活況を呈している。特にIoT、ビッグデータ、AIなどのデジタル技術に強いスタートアップ企業が、既存の電力企業からパイを奪う光景があちこちで見られる。規制などに大きく左右される業界ではあるが、日本でもいずれ欧米のようにエネルギーベンチャーが市場を席巻することが予想される。本書はそうした市場動向予測をもとに、欧米の先進ビジネス事例を多数紹介し、電力企業向けに新ビジネスの可能性と方法論を解説する。また、今後新規参入を狙うIT系スタートアップ企業向けに、電力ビジネスの基礎知識とデジタル化の狙い目となる領域を解説する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

westwing

2
欧米に遅れること数十年、ようやく始まったエネルギー市場の全面自由化。価格競争→サービス事業の拡大→イノベーションという流れ。日本は各事業者がこぞって似たようなサービスを展開し始めた。ここまでは日本企業がある程度得意とする分野だが、結局は過当競争で、なんだかんだで体力がモノをいう世界。脅威は日本が大きく立ち遅れているデジタル分野で、イノベーションが勝敗を決める世界のキモとなる。海外から見て日本市場の魅力次第ではあるが、海外企業が参入してきたら、日本企業は勝てない。既得権益維持の方向では、シュリンクするのみ。2018/05/07

あれっさんどろ

0
日本においては、エネルギー需要の減少、電力システム改革の推進、天然ガス価格の低推移、VREの導入拡大が起きるので特に配電業者に、さらなる調整力の必要とデススパイラルへの恐れが生じる、その解決の鍵がDRで特に小売業者はでデジタル化を活用した一層のコストダウンとVPPの立ち上がりを活用した新しいビジネスモデルの開拓が必要だ。そのためには従来の電機業界にないスピードでノウハウのある海外のスタートアップや、パートなリングを活用しながら事業立ち上げが必要だ。(われわれはそのお手伝いをします)2019/08/18

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