- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
コーヒーの木の発見から、飲用の歴史、コーヒー・ハウスの賑わい、世界の産地事情、器具の進化、抽出・焙煎技術の変遷に至るまで「コーヒー」が辿った道のりのすべてがここにある。
1935年にアメリカで出版された、『All About Coffee』は世界中の愛飲家、業界人のみならずマニアの数を爆発的に増やした。当時はあまりにも高価で大部な高嶺の本だったが、このほど、その複雑多岐な内容を現代の需要に即して分かりやすく再構成。「伝説の珈琲バイブル」を本邦初の文庫化!コーヒー好き必読の書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
skunk_c
61
1935年というから90年近く前に出されたコーヒーに関する百科全書的な本の抄訳。主に歴史的な面を訳出してあり、特にアラビア~トルコのイスラーム世界でのコーヒーの扱われ方について新たな知見を得ることができた。ヨーロッパへの広がり方もウィーン包囲だけではなかったことが分かり収穫。ただしいわゆるグローバルな視点があるわけではなく、特に生産地の労働については事実確認以上の説明がないので、資料的な意味合いをでるものではなかった。訳者が現代的な視点から補足をしているので助かった。ともかくコーヒー好きは一読の価値あり。2023/07/03
panam1927
24
★★★☆☆2018/08/08
kazi
14
本当は緑茶が好きなんだけどね。歴史・文化・経済・技術、あらゆる観点からコーヒーについて語った名著。初版は1922年だそうで、そんな時代にこんなクオリティ高いドキュメンタリー作るなんて、その情熱に恐れ入ります。個人的にはパリにおけるコーヒーとコーヒーハウス文化の受容の歴史が一番面白かったです。ツルゲーネフだとかロベスピエールだとか歴史上の有名人たちもコーヒーハウスに出入りしておしゃべりを楽しんでだなんてなんか素敵ですね。この本はコーヒーを飲みながら読んだと言うことはもちろん言うまでもないでしょう。2020/03/29
たく
4
原書から「コーヒーの歴史」についての部分を抜粋して翻訳されたものだった。 いろいろな豆や技法の事なども知りたかったので物足りなさは感じたが、網羅的に歴史が記述されていていろいろ知ることができた。2021/04/06
おおとろ|内省的ストーリーテラー
4
☆☆☆☆2020/03/21
-
- 電子書籍
- 秘書という名の愛人【分冊】 4巻 ハー…
-
- 電子書籍
- スペインの愛人本編
-
- 電子書籍
- 氷舞 新宿鮫6~新装版~ 光文社文庫
-
- 電子書籍
- キミと初恋の話。 ちゃおコミックス
-
- 電子書籍
- 近世日本国民史 堀田正睦(三) 朝幕背…