角川文庫<br> サブカルで食う 就職せず好きなことだけやって生きていく方法

個数:1
紙書籍版価格
¥704
  • 電子書籍
  • Reader

角川文庫
サブカルで食う 就職せず好きなことだけやって生きていく方法

  • 著者名:大槻ケンヂ【著者】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • KADOKAWA(2017/11発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041061596

ファイル: /

内容説明

「ロックバンドにアニソンシンガー、作詞、小説に、コラムニスト、テレビタレント、ラジオパーソナリティ、トークイベント、映画原作、舞台原作、映画出演、その他……好きなことだけをやって何とかかんとか食ってきた46年間でした。」と本文の冒頭で綴る大槻ケンヂ氏。小学生のころからの自分を振り返りつつ、サブカルチャーとの出会いからを丁寧に綴った本書。巻末に収録した、本や音楽、映画情報など、サブカルチャーの歴史が分かる貴重なデータでもある。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こばまり

37
これはオーケン史上最も赤裸々で親切なエッセイではないだろうか。時々思い出し笑いしていた、お母様にまつわる鉄板エピソードを間違って記憶していたことが判明。正しくは日本武道館→日比谷野音、バナナ→焼いた油揚げであった。記憶違いバージョンでは話のスケールが大きく、よりシンプルになっているのが特徴。2025/03/21

TSUBASA

29
大槻ケンヂが自らの半生を顧みつつ、若者たちにサブカルで食べて行くとはどういうことかを語る一冊。サブカルの人というのは「目標が明確でないまま表現意欲が全面に出てたまたま当たった人」という表現がしっくりきた。そしてサブカルで食べるっていうのはつまり好きな物の開拓者、表現者、伝道師になるということ。何となく好きなことに携わるだけじゃ辛い思いをするんですな。ちなみに、本編はやや抑え気味だったけど、付録のライムスター宇多丸との対談のが「なんちゃってサブカル気取る奴はぶっ殺す」みたいなはっちゃけっぷりで素敵。2018/03/13

はじめさん

28
大槻ケンヂは知っているが、筋肉少女帯は聞いたことない。でも「ぼくの小規模な失敗」で漫画家を目指す福満青年にライブ後に「頑張るだ、手塚先生を目指すんだ」と激励したエピとかで悪い人ではないと感じ、この本を読み大槻氏の半生を知り、なんか「こっち側」の人かと勝手にシンパシー。私なんかはステ小説に全振りで人生捨て気味なところもあるんですが、好きな事だけやってなんとなく食えていく「サブカルな人」にはなれない。そもそも小説は社会に抹殺されつつも、メインカルチャーだものな。/最近の学校はカーストの他にゲットーがあるらしい2018/07/09

名言紹介屋ぼんぷ

19
『アントニオ猪木が言った 「馬鹿になれ」というのは正しくって、 とりあえずバカになって、 どんな表現であっても 恥をかくことをものともせずに 発表しなくちゃはじまらないですから。』#読了2023/11/30

puu

17
大槻、久しぶりだなぁ。 のほほんとしながら読んだよ。なんか色々あったけどお互い歳とったなって言いたい内容(笑)プロの観客になるな!っていうのが心に残る。巻末の宇多丸との対談も笑えて楽しかったよ。結局サブカルで食うのって「好き」の量なんじゃないのかな。凡人には無理だわ。2018/03/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12370166
  • ご注意事項

最近チェックした商品