- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
あなたは「AKB商法」という言葉をご存じだろうか。
これは当代の人気アイドルであるAKB48を主に揶揄する際に使われる、つまりAKBを批判する言葉だ。ここでいう「商法」というのは、つまり「商売のやり方」のことである。しかし「○○商法」と複合名詞になると、多くの場合は否定的な意味合いを含む。
したがってつまり、「AKB商法」という言葉は、AKBの商道徳に問題があると指摘しつつ、AKBの人気が虚栄であり、まがいものであるということまで示唆しようとしている。
では、この言葉が指しているのは具体的にどんな「商法」だというのだろうか。そしてAKBというのは今、誰から、そしてなぜ、そんな汚名を与えられる対象になっているのか。
批判の言葉を発端に、アイドル、日本のポピュラー音楽、さらには文化や経済までも視野に入れて語り出す、日本の“今”。
目次
序章 音楽チャートを地図にして
まずは2012年の日本のポピュラー音楽売上チャートを確認しよう。そしてこれを地図のようになぞりながら、「AKB商法」をめぐって本書が向かう先を確認しよう
第1章 AKB商法とは何か
「AKB商法」について私たちはどれだけ知っているだろうか。具体的なAKBの戦略を時系列で確認しながら、彼女たちが人気を獲得するまでの歴史を辿ろう。
第2章 AKBまでのアイドル
過去の音楽チャートから、これまでのポピュラー音楽を確認しよう。歴史がAKB誕生へと至るとき、彼女たちの生まれた理由が判明するはずだ。
第3章 AKB以後のアイドル
AKBが誕生して、日本のポピュラー音楽に何が起こったのか。「AKB商法」が成功した結果、アイドルたちはどのような道を歩んでいるのか。
終章 AKB商法とは何だったのか
すでに現在までの状況は整理された。アイドルと日本のポピュラー音楽が歩んだ道筋は「AKB商法」への批判を招いたが、批判されない世界の可能性について、私たちが歩んでいく未来について考えよう。
-
- 電子書籍
- 実録! 北九州監禁殺人事件(単話版)<…
-
- 電子書籍
- 80min.エイティ・ミニッツ~日本ラ…
-
- 電子書籍
- 駆けろ!大空(1) まんがフリーク
-
- 電子書籍
- 緑の王 VERDANT LORD(3)
-
- 電子書籍
- 永久指名おねがいします! 55