扶桑社BOOKS文庫<br> 名刺ゲーム

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扶桑社BOOKS文庫
名刺ゲーム

  • 著者名:鈴木おさむ
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • 扶桑社(2017/11発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784594077921

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内容説明

地獄の番組制作、パワハラ上司の横暴、売れない放送作家の末路……。人気放送作家・鈴木おさむ氏がテレビ業界を舞台にサラリーマン社会の暗部を抉り出す、現代人必読の一冊!

神田達也は、人気クイズ番組を担当するプロデューサー。40歳すぎてようやく「クイズ! ミステリースパイ」でヒットを飛ばした遅咲きのテレビ局員だ。
ある夜、帰宅してみると、高校生の息子・和也がリビングの壁に磔にされ、そばに見知らぬ男が立っていた。混乱する神田に、男は爆弾のリモコンを見せながら言う。
〈今からあなたに、あるクイズにチャレンジしてもらいます〉
部屋に招き入れられたのは5人の男女。どうやら神田を憎んでいる人々が集まったらしい。謎の男は6枚の名刺を取り出して、それぞれに正しい名刺を返せれば正解というゲーム、「The Name(ザ・ネーム)」に参加するよう神田に命じた。ただし、一度でも間違えば、和也に取り付けた爆弾のスイッチを押す、という条件を付けて……。
一体このゲームの裏には何があるのか? 狂気のゲームはクリアできるのか?
“独裁者を自認するテレビプロデューサーの栄光と狂気と闇が招く、驚愕のエンディング――。

鈴木おさむが描く、究極の、テレビ業界・エンターテインメント。強権上司に苦しめられているサラリーマン、悶絶!

※本書は、2014年10月に小社より単行本として刊行した作品を文庫化したものです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いしかわ

32
小説というより脚本。脚本というより自己啓発本。自己啓発本というよりクイズ本。読み手によって解釈は異なるだろうけど、私にとっては夢をかなえるゾウばりの読みやすい'自己啓発本'という感じ。仕事への熱や貪欲さを増すような、'仕事を勝ち取るには実力だけじゃダメで、賢さ、ズルさも必要''ずるい事をして勝った人を責めるのは単なる嫉妬'名言が多数。'同じ商品にオマケが付いていたら、オマケがある方を選ぶようにステージに上がるには付加価値が無いと。'という言葉に納得。仕事をバリバリ頑張ろうという気にさせてくれた。2018/01/11

山田

8
あれ、いつのまにか読み終わってた。いや面白かったですわ。読メの登録数が異様に少なかったから不安だったけど笑 オチはよくある系統の感じだったからそのあたりがアレなのかな?2019/05/05

ナチコ

4
映像化すれば画面映えするのかな?エンタメとしては盛り上がりに欠けるし、真面目に読むには変な演出が過ぎる。ズルさも努力のうちですか。オマケと賄賂は違うと思うけどなー。テレビ局とかに勤めてなくて良かったです。2018/01/24

ヨシ

3
テレビ業界ならではのズル賢さ、ズルができる人間が生き残る厳しい世界、どんでん返しもズルい、しかしそこがまた面白いという結果をだした。2022/06/14

ヨシ

3
名刺ゲームなかなか面白い設定、クイズ番組プロデューサー神田達也が参加させられる、五人の男女、六枚の名刺、それぞれに渡すというもの一枚は余分の名刺でいらないもの制限時間内にクリアしなければ息子が殺される、この五人の男女神田を恨んでいる、しかも名前が男なのか女なのか分からない神田の苦戦にぞくぞくする、話が進むにつれ神田はひどい奴だとわかっていくにつれ、芸能界は怖いなと思い知らされる。もし私にも恨む人間がいたとしたら名刺ゲームやらせたいと思ってしまうと考えてしまった。2017/11/22

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