―<br> オプエド 真実を知るための異論・反論・逆説

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オプエド 真実を知るための異論・反論・逆説

  • ISBN:9784046021663

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内容説明

インターネット報道番組「ニューズ・オプエド」は、マスメディアが恣意的に伝えない重大な事件を日々報道、ユーザー数は増え続け、現在30万人(2017年11月時点)の視聴者を有する。オプエドとは「ニューヨーク・タイムズ」が導入した、同じ新聞内で社外の識者らを起用し社説とは反対の意見を掲載する手法。
ゲストコメンテーターは、話題の渦中にいる政治家を始め、事件の当事者や評論家、作家、文化人、タレントらが次々登場。思想や政党の垣根を超え、考え方を異にする人たちが大手マスコミが取り上げない様々な出来事の真相を語り、それに対しての反論があればすぐにスタジオに呼ぶ。政治の裏側・実態を熟知しジャーナリストとしても活躍してきた番組のプロデューサー・上杉隆が、執念の取材活動の舞台裏を明かす。
日本で唯一当選直後のトランプ米大統領と安倍首相のゴルフ場での会談を独占取材したスクープ映像は、全米4大ネットワークであるFOXやアルジャジーラなど世界を駆け巡った。報道後進国に成り下がった日本のメディアの現状に風穴を開ける「ニューズ・オプエド」の記録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Isamash

18
上杉隆2017年著作。欧米の新聞におけるオプエド(Opposit Editorial)を知らなかったので勉強になった。成る程確かに、公平性や科学的思考に欠ける日本のオールドメディアにこの考え方は必須とも思った。勝利前のトランプスタッフへの接近やイタリアサミットでの日本報道陣の外務省任せによる失態エピソードも興味深かった。何より沖縄基地移転で鳩山首相を偽造文書で騙した外務省には驚愕。そこまでやるんだ。新聞TVが報じなかった詩織さん事件の主役、山口敬之がTBSワシントン支局長であったことを思い出させてくれた。2025/04/16

しゅうと

17
報道の多様性の考え方は面白い!これから必要だ。2021/04/23

キャル

8
本書を読めば、いかに日本のメディアが腐り切っている事がわかる。

Ryo

8
高校生の頃、ニューズウィークを毎週読んでた。ニューズウィークの記事は、記事の意図とは別の意見も紹介して記事が締められる。とても公正だし、考える余地が残るので楽しかった。どうやら、この反対意見をオプエドと呼ぶらしい。 日本のメディアはとかく意見を押し付け、それが正しい物だと断定する。これが日本人が「正確」が有ると勘違いする理由かもしれない。 世界の一般的な報道スタイルを、スポンサーへの気遣いなく自由に行う為に作られたネット番組が「ニューズオプエド」だ。これが生まれ、辿ってきた軌跡を主催者自らが紹介する。2017/12/13

キョートマン

7
以前より日本のメディアに不信感を感じていたのもあり、本書の内容にとても納得した。情報源や引用先を明記せず、自分たちに都合の良いことしか報道しないマスコミに扇動されないようにリテラシーを高めなければならないと思った。2020/03/28

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