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内容説明
人というものは、こんなにあっけなく命を落としてしまうものなのだろうか。事故や病気といったものはもちろん、日常生活には死の危険が潜んでいる。病院で死ななかった2万体もの遺体を監察医として「検案」「行政解剖」をしてきた著者が、意外な死因や医師の倫理について考察する。「脳、心、肺」の3つの器官の機能が停止する原因を様々な角度から解き明かしていく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nyaoko
71
やはり、ゴルゴはさすがたな、と思った。これ、一番の感想(笑)詳しくは読んで下さい。でも、上野先生の本は不謹慎だけれども、面白い。男女で違う腹上死の年齢とか、ゲップやオナラを我慢しても死ぬとか、凍死した人が何故服を脱いでいたのとか。上野先生の本はまだまだ読みたい。2020/02/23
♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤
47
監察医として2万体の検死・解剖を行った著者が、知っていそうで知らない死の現実について語り尽くした1冊。雪山で凍死した人の中には、服を脱ぎ捨て裸になっていた人がいるという。これは、体温が上がると外気温との差が大きくなるので寒く感じ、体温が下がると外気温との差が小さくなるので熱く感じるというわけらしい。つまり、雪山で36度の体温が30度くらいに下がり、外気温との差が小さくなり、熱く感じて服を脱ぎ捨てたというわけだ。印象に残る亡くなり方だな。2019/07/27
山下哲実
27
軽く流し読みで読了!命って儚いよなぁ。2015/11/01
carl
23
面白かった。 監察医30年2万体を解剖した・・これだけで充分凄い。 腹上死のピーク男性30~40代、女性50~60代(ヘ~) 2019/06/02
うさっち
22
タイトル通りの事例や雑学が盛り沢山。意外なものや自分の知識が間違っていたものもあり勉強になった。ただ図書館で借りた本だったのに、所々に線が引かれていて不愉快。次に読む人のことを考えて気づいたところは消したけど「舌を噛んでも死なない」に線なんか引いて噛む予定だったのか…。2015/10/13