ドビュッシーはワインを美味にするか? 音楽の心理学

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ドビュッシーはワインを美味にするか? 音楽の心理学

  • 著者名:ジョンパウエル【著】/濱野大道【訳】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 早川書房(2017/11発売)
  • 初夏を満喫!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン (~5/18)
  • ポイント 500pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784152097200

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内容説明

BGMの種類で金銭感覚が変わる? 不眠症に効く音楽は何? 音楽を聴くとIQが上がるって本当? 映画「2001年宇宙の旅」でクラシック音楽が多用されているのはなぜ? 音楽が私たちの行動や心理に及ぼす計り知れない影響力をユーモアたっぷりに解説します。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Nobuko Hashimoto

23
長男のおすすめ。音楽が人間に与えるさまざまな影響とその原因について、ジョークを交えて(というかジョークまみれで)わかりやすく紹介する本。音楽は人の感情を左右し、落ち着かせたり活発にさせたり販売を促進したりする。肉体にもポジティブな影響を及ぼす。天賦の才ではなく努力できる才能がある人が伸びる。人が音を聞き分け何らかの感覚を得る仕組みの説明なども(十分に理解できたかといえば怪しいけど)文章が巧みなので飽かずに読めた。2025/05/10

Fondsaule

11
★★★☆☆ 音楽の効用が書かれている。冗談半分に読むのにはいい。真面目に読むにはつらい。2018/10/12

シュナ

7
面白かった。もともと「長調はたのしく、短調はかなしく感じるのは我々がそう学習したからなのか、生物学的な要因があるのか」「和音が心地よく、不協和音が心地よくないのはなぜか」という長年の疑問にたいする答えを探す中で出会った本なのだけど、それに対するドンピシャの説明が得られただけでなく、作曲、演奏、鑑賞と音楽のさまざまな側面についての心理学的、生物学的、物理学的背景が軽妙な文章で読みやすく(ただし決して単純化はせずに)説明されていて、音楽に対する解像度がぐっと上がった。2023/02/24

田中はにわ

5
「ワイン」についてその心理的影響に興味があって読んだが、そのタイトルに関係する話は、あくまで本のつかみであり、それについて知りたければ最初20ページほどを読めばよい。しかし、この本は音楽が人間に与える影響について、わかりやすく、ジョークたっぷりに専門に切り込んでおり、とてもおもしろかった。私の読んだところでは、音楽の特徴は「反復」にある、と感じた。では、ワインと反復の関係は……といった考えがいま、うずをまいている。2018/02/25

manabukimoto

5
著者はイギリスで物理学と音楽音響学を教える大学の先生。音楽の心理的な側面を数多の先行研究のデータと、ユーモアと毒舌の混ざった独断で論じた一冊。 四章で論じられる、音楽に於ける繰り返しと驚き(恐怖 ドキドキ)の後に来る鳥肌の話はラヴェルのボレロの素晴らしさ!と腑に落ちた。 八章の音楽の才能の話では、音楽的才能は練習時間に比例すること、音楽学習者が最終的にプロのレベルに達する最大の要因の一つが、最初の先生のフレンドリーさにあることなど。 p297以降は難しい所もあったが、興味深く読めた。2017/11/12

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