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内容説明
「野球賭博事件」「清原和博の薬物使用事件」等々、最近、プロ野球界で発生した不祥事の数々、そして大リーグへ有能な人材が次々と流出していくことによる球界の空洞化。その背景には「人間教育の欠如」「巨人中心主義」という、これまで球界を覆ってきた根本的な病巣があると著者は指摘する。「このままではプロ野球は必ず危機を迎える」──百戦錬磨の経験と無類の見識をもって野球界に数多くの提言を繰り返してきた野村克也が「このままでは必ず危機を迎えるプロ野球」に警鐘を鳴らし、渾身の苦言を放つ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
復活!! あくびちゃん!
5
日本のプロ野球に対する“苦言”の本。いつものノムさんらしくない、かなり辛口な内容となさっている。それの一部は、メジャーリーグの「中4日、100球制限」にも及んでいる。その野球に対する情熱は、とても著者の年齢を感じさせない。これからももっと日本野球界に貢献して行って欲しいと思う。2016/09/27
まーち
3
日本プロ野球発展の為の提言が満載。野村さんの人材育成は、間違い無いと思うものの、若干、耳タコ。野村ノートの様な、戦略一辺倒の現代版を今一度期待します。2016/11/09
cocolate
3
久々に『野村本』を注入してみた。 「人間的成長なくして、技術的向上はない」 「人の価値はその人が得たものではなく、その人が与えたもので測られる」 現役監督にノムさんの継承者が出てこないと心配でしかたない。2016/09/03
Natsuhiko Shimanouchi
2
巨人の野球賭博、清原の覚せい剤での逮捕とプロ野球界の不祥事への危機感からくる苦言からエース論、トップ選手が大リーグへ渡ることの影響、セリーグの現監督に対する評価など、いつもの野村節の部分も多いが相変わらずの説得力。自身が初めて大リーガーに接して受けた影響、アメリカに飛んで体験したワールドシリーズなどを語る章が、当時の野球青年に戻ったかのような興奮も伝わり微笑ましかった。2016/09/07
ヨードー
1
財を遺すは下、業を遺すは中、人を遺すは上なり。人の価値はその人が得たものではなく、その人が与えたもので測られる。2019/09/19
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