今世紀は日本が世界を牽引する

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今世紀は日本が世界を牽引する

  • 著者名:長谷川慶太郎【著】
  • 価格 ¥1,232(本体¥1,120)
  • 悟空出版(2017/11発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784908117206

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内容説明

2016年春を迎え、安倍政権はアベノミクスをさらに推し進めようとしているが、「その方向性は間違っていない」と断言するのは国際エコノミストとして活躍を続ける長谷川慶太郎氏である。長谷川氏は「2016年以降の世界経済は、多くの矛盾を抱えた中国経済の大崩壊に始まり、それに続く韓国経済の破綻が現実のものになり、さらにテロに揺れるEU諸国の経済凋落も続いていく」と大胆に予測、年初来の中国株大暴落を見事に的中させた。「デフレ基調が続いていく中、世界経済を牽引する力を持っているのは、もはや日本とアメリカを除いて他にない」と言う。その日本を支えるのは、勤勉な国民性と卓抜した技術力である。そして「後は安倍政権が戦後レジームからの脱却を果たし、制度改革を着実に成し遂げられるかどうかの問題だ」とも……。かつてソ連崩壊を見事に的中させた長谷川氏の“情報眼”はまさに驚くばかりだ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Eiichi

24
皆さんのレビューにもあるように、生ものなので、読むのが遅すぎました。しかし検証という意味で面白かった。最後の章のこれからの日本経済の課題については、楽観視は出来ないと感じた。2016/07/09

Lila Eule

6
2016年1月の本だ。春窮絶糧の歴史があるそうだ。反乱は春に起きるそうだ。食いつぶして越冬し、種を失い、反乱に追い込まれると言う図式だそうだ。中国が破綻前夜で、経済依存の韓国も逃れられず、北が破綻した時の備えはたりず、一方、中国は越流入防備を固めてあるそうだ。反日の愚を反転させた理由はこの行き詰まりにあると。重電、インフラ、技術特許、ロボット、医療産業に日本は秀で、易々とは真似できぬ。中韓の破綻には何もしてはならぬと。戦前の轍は踏むなと。さて、今年、どうなるか。2016/06/25

ケイ

6
真新しい情報はない本でした。中国も韓国も危ういのは一目瞭然ですし、アメリカが堅調なのも分かります(楽観的に過ぎる気もしましたが……)。ただ、日本の現状について楽観視するには、情報が少ない気がしました。特に、農協解体についてたしか著者は楽観視していた覚えがありますが、あれは危険としか思えませんし……何にせよ、過去のデータの確認といった感覚でした。2016/03/16

あじさいかあさん

3
「近い将来に起る中国、韓国の破綻に際し、日本は情緒的に介入した戦前の二の舞を踏まぬよう静観すべし。一時世界の経済は混乱するだろうが、あくまで一過性のものだから心配はいらない。」その通り!と読んでいてスッキリ爽快にはなるけれど、目新しい情報はない。シェールガスの未来も、環境汚染の問題を置いておいて、そんなにバラ色の未来ばかりが待っているようには思えない。2016/02/20

ヴァン

2
日米関係はこれから先も重要なテーマだという、いつもの長谷川節が確認できる一冊。元気がでる本。2016/09/29

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