内容説明
反日を国是とする中韓、朝日新聞の「慰安婦報道」、そして官僚に支配される日本政治……。いま起きている事象はすべて「いま」だけの問題ではない。私たちが 肝に銘ずべきは、歴史の「流れ」を捉え、史料に残らない常識を復元していくことなのだ──稀代の歴史作家が過去と現在を縦横に行き来し、歴史を見るツボを伝授するととともに、日本人の本質を鋭く衝く。歴史眼を磨けば、世の中こう見える! 第一章「歴史を疑うことから始めよう」 第二章「日本人が気づいていない日本の精神文化」 第三章「歴史の裏側からよみがえる人物伝」 第四章「官僚支配と大本営発表の愚かなる政治史」 第五章「自然に恵まれ、翻弄されてきた国」 第六章「外交史に見る「隠された真実」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MAEDA Toshiyuki まちかど読書会
21
自説を一般化する手法が少々強引だと思うが、定説を鵜呑みにしない姿勢は、今の情報が溢れている時代には必要な事だと思う。2015/07/25
TheWho
12
逆説の日本史など斬新な歴史解釈で異彩を誇る著者が、様々の歴史事象と現代の日本が置かれる国際情勢をパラレルに語る一冊。表題に興味を持ち本著を手にとったが、残念ながら表題とは違い著者の散文的で取り留めない主張を書き綴った評論文との感想を持った。読了本に対して批判的な感想は控えている身として残念な記述となったのはご勘弁下さい。しかし著者の豊富な歴史観と斬新な歴史解釈には、改めて脱帽する。表題を抜きに読めば著者の歴史観を勉強できる一冊です。2015/10/13
あいら
6
久しぶりの井沢さん。何冊も読んでいるので、以前聞いた話ばかりでしたが、短くまとめてあるので井沢さんの著書が初めてな人には読みやすいと思います。また逆説の日本史を読み返そうかなぁ(*´∀`)2016/06/28
getsuki
4
読み慣れた井沢史観ですが、近現代史への言及と政治家や官僚へ容赦ない批判が「よくここまで書けたなぁ」と。2015/03/05
名前はまだない
3
すいすい読める。同じ内容を、形も変えずに繰り返し語るしつこいセールストーク。このため、内容はきちんと入る。逆説の日本史、読んでなかったので読み始める。2020/07/12
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