竹書房怪談文庫<br> 「超」怖い話 死人

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竹書房怪談文庫
「超」怖い話 死人

  • 著者名:久田樹生【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 竹書房(2017/11発売)
  • 真夏も楽しく!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/11)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784801912540

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内容説明

體に纏わりつく死醜、心に沈殿してゆく死界…絶対恐怖の実話怪談!
徹底した取材から綴られる最新恐怖実話!

怪異に遭遇するというのは事故に遭うようなものなのかもしれない。忌まわしき死人たちの戯れを前に、人は叫ぶことを忘れるほど慄く。防ぎようもなく備えようもない暗黒の陥穽に嵌った人間たちの恐怖譚を、丹念に取材し記録した28編を収録。あの世とこの世の間に仕掛けられた【「超」怖い話】というブラックボックス、覗き見れば――もう抜け出せない。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

60
実話怪談集。ああ、嫌だ。とても嫌だ。何が起きているのかわからないのに、とても嫌な事だけが起きているのがわかる。大部分の話にこの著者独特の欝々とした空気が込められていて、それがとても嫌なのに目が離せない。「愛されて三十五年」や「仕事にならない」の理不尽さや、「価値なし」「俺は悪くない」「小体な料理屋」「五寸釘」の応報っぷり、「郵便屋さん」「裏切り者」の得体の知れなさ。様々な話が収録されているが、底流に流れているのはいずれも嫌さで、個人的には大満足。この嫌さこそが怪談である。読みながらそんな気分にさせられた。2017/11/26

澤水月

20
「超怖」に何かが起きているのだろうか、前書き後書きなくそれが怖い。本の題名ももうちょっと…内容クオリティそこそこ(愛されて35年、喰い合う、小体な料理屋など割と好き)だが、ある「知られていない事件」に纏わる話が「犯人逮捕されてる事件」を想起させたりも。2017/10/30

うさっち

17
「五寸釘」「白いスーツ」「仕掛け」が印象的。地鎮祭はきちんとしないとね。2019/08/17

ROOM 237

16
Kindleアンリミ。個人的に福澤徹三さんに次ぐ優れた怪談師だと思う久田さん2冊目読了。淡々とした無駄のない語りは、読者ひとりひとりに想像する楽しみと余白を残し、読むことで恐怖が完成する仕組みになっているように感じる。おそらく実話怪談は、起きた事をそのまま全部書いた途端に胡散臭くなってしまう、その現象をおわかりでいらっしゃる多くを語らない出来る男の久田さん。全盛期の岩井志麻子さんの作品に出てきそうな、クズで恨まれたる所以がある人々の実体験が多く、因果応報と人を呪わば穴二つが脳裏をよぎる。2023/03/26

おくしょー

10
実話怪談のショートショート。 「キャバクラ」「五寸釘」「仕事にならない」「身体だけ」は面白かったけど、怖い‼️というのはなかったかな😅誤植もあったし😇何より怖いのは、目次と実際のページが序盤からズレてること😇目次にあるのに載ってない話もあるし😇こんなまま出版されるものなの…?🙄2022/05/05

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