アイリスNEO あやかし恋愛奇譚 運命の赤い糸を、繋ぐ。

著者名：増田みりん【著】/すがはら竜【イラスト】

一迅社（2017/11発売）

• ISBN：9784758090056

内容説明

公爵令嬢の環は、運命の赤い糸を視ることが出来る。決してバレてはいけない能力だったのに、よりにもよって物の怪に知られてしまった!　そこで護衛を兼ねて、皇太子の弟で軍人の帷と婚約し、同居することになって!? 「これからは僕が君を守る。だから、安心するといい」なしくずしで繋がった縁の行方は――。恋愛相談には物の怪がつきもの？　恋の花咲き誇る和風あやかしファンタジー開幕!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[でんか]

うーん、なほう。厚めな本一冊。大正時代的設定だが、現代口語が混入してて雰囲気が損なわれている。文章自体は読みやすい。ヒロインはお嬢さまなのだが、相手に対する気遣いが無く、なんとはなしに上から目線口調で個人的に好きじゃないタイプ。ヒーローくんは年下、彼女と婚約するが、これまた周りが見えないタイプで、ヒロインに詳細を語らぬ男。そして途中から怒涛の勢いでキャラが増えて整理がつかない感じに。設定はまだまだあるようで、もちろん、全くこの巻では完結してない……。このパターンホントつらい。1巻とか書いてください…。

2017/11/04

[はなりん]

大正時代の和風ファンタジー。過去の出来事や自分の力のせいで他人に心を開かない第２皇子と異能の力を持つ公爵令嬢が妖し絡みの事件を解決しながら距離を縮めていくお話。お付きの睦月と夕鶴がいいキャラで暗く重くなりがちな話をライトに読みやすくしていた。２人がｸﾞｯｼﾞｮﾌﾞ！

2018/02/12

[ちり]

物ノ怪が存在する大正時代を舞台にした作品。皇太子の弟×公爵令嬢。年下不器用ヒーローでした。問題解決してないし、敵キャラの目的も少ししか分かってない状況なのでまだ続くのかな？特に悪いところはなかったと思うのだけど何故か読み進めるのが遅くなってしまった。

2017/11/05

[ekoeko]

公爵令嬢・環は運命の赤い糸が視えるが物の怪にその能力を知られてしまい皇太子の弟・帷が婚約者兼護衛としてと同居することに。なんとなく人物がバラバラと登場しあわただしいお話。イラストがチマチマしてなくてよいのだけれど年齢が合ってないような？皇族なのにとか皇族に対するのにと言葉が変なのが気になって仕方なかった。狐のお面の物の怪？はどうなったのか。

2020/08/17

[由貴]

続きものだったのか。普段悪役令嬢ものばかり読んでるから途中のある展開で「あれ、私今読んでるの悪役令嬢ものだっけ…？」と思ってしまった。主人公のことではないし作者的には悪役令嬢ものというより婚約破棄系のつもりらしいけど。なんだかそこに引っかかってしまってどうにも好きになれずに終わった

2021/02/21