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内容説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
イチョウは絶滅危惧種? ケヤキにも花が咲くの? 「あの最後の一枚の葉が落ちたら……」とハラハラさせる例の葉ってなんの木? 絵本などで見る桃の葉って実は全然違うの!? などなど、誰かに話したくなるおもしろ雑学が100以上。街路/学校/公園/寺社/住宅街/里山と生息状況別に、樹木の基本データに加え、豊富な樹木の標本写真で葉や幹、花、実、冬芽などの細かい部分まで確認できる。散歩が楽しくなること間違いなしのハンディタイプの手帳。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
booklight
35
いやぁ、面白くて拾い読みするところが全部読んでしまった。作者は、森林インストラクターで樹木医でNPO理事。現場の知識を持っていながら専門に偏らず、基本的なことや一般的に思われていることとのギャップや小ネタが絶妙。樹にキャッチフレーズをつけるのは面白いが短歌までつけるのはあきれる。「小さな古老」はツツジ。樹はあまり大きくならないけど長生きするから。「葉のラブレター」はタラヨウ。葉に字が書けるから「ハガキノキ」とも。郵便局に植えてあったり。公園で樹を見るのが楽しくなりそう。2019/05/12
だいだい(橙)
22
kindleもあるみたいだけど、紙の本がおすすめ。ポケット版もあるけど私は大きい本を買った。とにかく面白い。身近にある樹のことをこんなに知らなかったんだと驚きでいっぱい。そして著者の岩谷さんの語り口がめっちゃ面白い。都会で元気な樹もあれば、シラカバのように都会では菌類との共棲ができず早死にしてしまう樹もある。そして外来種問題はやっぱり大問題。同じ種類の木でも土着の病気には強いが外から来るものには一発でやられる。樹木のオタクとして自分の人生を生きる岩谷さんの発信力にやられた~って感じ。2022/01/22
Kikuyo
18
読友さんのレビューを見て。クリは冬芽もクリの形、イチョウは恐竜の時代からあった、などなど豆知識が増えます。文章がやわらかくて面白い。オススメです。2021/11/30
イボンヌ
10
購入して散歩の時などに携帯したくなる本のです。サイズもそのように設計されているかも。 文章がとても楽しく、普通の図鑑ではありません。図鑑以上です。2020/10/14
遠い日
10
こういうハンドブック、大好きなんです。おまけに「樹」ときては、手に取らずにいられません。樹形の写真、樹皮、実、花など、その樹の特徴的なものも小さくはあるが写真で紹介されていて、わかりやすい。樹の名前をたくさん知る人になりたい。2017/09/15