ハーレクイン 大富豪と偽りのベール

著者名：ダニー・コリンズ【著者名】/小泉まや【翻訳者名】

ハーレクイン（2017/11発売）

• ISBN：9784596132864

内容説明

私は駆け落ちした妹の身代わり。ベールの奥の素顔は誰にも見せない。

まさか、船が動いている！　ヴィヴェカは窓の外を見て慌てた。ここは豪華なクルーザーの船内、持ち主はミコラス・ペトライデス。今日、妹が政略結婚するはずだったギリシアの大富豪だ。ヴィヴェカは不憫な妹のために、花嫁になりすまして祭壇に立ち、妹が恋人と逃げおおせるまでの時間稼ぎをする予定だった。ところがすぐにミコラスに見破られ、この船に連れてこられた。密室で男性と二人きりになり、無垢なヴィヴェカの体がこわばる。それを知ってか知らずか、ミコラスは傲慢な口調で宣言した。「代わりに僕と結婚してもらう。寝室に移ろう」■『イタリア富豪の孤独な妻』『愛を宿した個人秘書』の関連2部作が大好評だったD・コリンズの作品。合併相手に娘がもう一人いると知り、政略結婚の矛先を切り替えた実業家ヒーロー。ギリシア神のごとき容姿と自信満々な態度は、ロマンス・ヒーローの王道です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[akiyuki_1717]

ヒロインは腹違いの妹が義父の策略でシチリア富豪と結婚させられるのを阻止しようと挙式当日に逃走用の船をチャーターして妹と入れ替わり式に臨むが、船がきているか確かめもせず、逃げ出して海に落ちる始末。ヒーローが助け出してくれるものの、ヒーローは祖父にジリジリと時間をかけられ拷問に遭わされながらも命を助けられた恩を返すためヒロインに愛人として日うる舞うよう要求する。義父に替え玉になっていたことを知られ、殴り掛かられたところをヒーローに助けられ合意した。無理クリのストーリーでヒロインを愛人に仕立てる意味あったかな？

2023/01/09