内容説明
明日、人類はこうして絶滅する!スーパーウイルス、気候変動、大量絶滅、食糧危機、バイオテロ、コンピュータの暴走……人類はどうすれば絶滅の危機から逃れられるのか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
香菜子(かなこ・Kanako)
38
人類が絶滅する6のシナリオ: もはや空想ではない終焉の科学。フレッド・グテル先生の著書。スーパーウイルス、大量絶滅、気候変動、食糧危機、生物兵器、コンピュータの暴走。どれも空想でも妄想でもなくていつ現実になってもおかしくない問題。温暖化問題や地球環境問題への対応と同じく自然や他の生物に対して傲慢ではなくて謙虚に接して、人間同士でも傲慢ではなくて謙虚な気持ちで解り合う努力なしでは、本当に人類が絶滅してしまう日もそう遠くはないのかもと思わされました。2019/06/16
メタボン
31
☆☆☆★ 「世界を滅ぼすスーパーウィルス」は現在のコロナ禍を予言していたと言っても良い内容で、極めて現実味がある。止められない温暖化による急激な気候変動も現実味を帯びてきた。SDGsの取り組みは待ったなしだし、一刻も早いコロナ禍の収束が求められる中、本書による警鐘は強く響いた。2021/04/30
トウリン
2
バラバラには、どれも既知の事柄。それらをより掘り下げ、でも難しくなくシンプルに『読み物』にしてくれている。人間にはどうにも手が出せないだろうな、と思うのは、やっぱりウイルスかな。AIは…多分、能力が高いというだけなら、問題にはならないんじゃないかと思う。ただ、変にヒトに近づけようとして、欲や感情というものをプログラムに入れようとしたら、どうかな。2018/11/17
ゆんろん
1
現代の盤石に思える文明が、危ういバランスの上に成り立っていることを自覚させられる。有名な演説ではないが、直し方も知らないのにいじくり回してしまっている、わけだなんだろうな。”新しい”ものも作り出してしまっているわけだし。2018/01/22
SUGI
0
個人的に第1・5・6章がメイン、その他章がサブ的な印象。探せばまだまだ要素として挙がってきそうだ。2017/11/09