小学館文庫<br> ロボット・イン・ザ・ハウス

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小学館文庫
ロボット・イン・ザ・ハウス

  • ISBN:9784094064261

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内容説明

続々重版のぽんこつロボ物語、待望の続編!

 AIが日常で活躍する近未来のイギリスを舞台に、妻に出て行かれた30代のダメ男ベンと、イヤイヤ期のぽんこつ男の子ロボット・タングの旅と絆、それぞれの成長を描いた「ロボット・イン・ザ・ガーデン」。書店からじわじわと評判が広がり、大ヒット作となった友情物語の続編が、いよいよ登場です。
 ベンと元妻エイミーに女の子ボニーが生まれてから9か月。「妹」ができ「良き兄になろう」と奮闘するタング。だけどうまくいかずに癇癪を起こしたり、焼き餅を焼いたり、ベンとケンカしてプチ家出したり……。前作からちょっぴり成長した「お兄ちゃんタング」の可愛さといじらしさが満載。一方、ベンと元妻エイミーの微妙な関係は…?そして一家を脅かす新キャラロボットも登場!
 面倒くさくも愛おしい、人間とロボットの「家族」の物語。装画は、前作に引き続き絵本作家の酒井駒子さんの書き下ろしです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

345
タングが子供っぽさを残して、さらに可愛くなって帰ってきましたね。ロボットなのに成長していく、タングに癒され虜になりました。実際にタングと一緒にいたら、タングが癇癪を起こしたら、手に負えないと思うのは前作と一緒だけど…。そして、ジャスミンがすごい! ジャスミンも可愛くなりました。それにしてもタングやジャスミンを作ったボリンジャー。悪い奴だけどすごいわ。ベンとエイミーの関係修復もタング達がいればこそ!温かく和気あいあいで、ほのぼのして心を優しく包みこまれました。2018/02/10

小梅

303
前作を読み終わり、すぐに読みました。ボリンジャーが作ったジャスミンというロボットが新たに庭にやって来た。彼女はボリンジャーにタング達の居場所を送信する任務の下に遣わされたロボット。しかし、ベンとタングそしてエイミーと赤ちゃんのボニーと接してる内に、彼等を信頼していく。タングもベンも成長していく。タングが可愛いのは勿論だけど、読書が好きになったジャスミンがロボットなのに紙の本を好んで読む辺りが好きです。エイミーがロボット権の弁護士として成功し、タングとジャスミンのロマンスなんて展開で続編お願いしたいです。2017/11/30

199
赤ちゃんのボニー、新たなロボットのジャスミンが登場。ヤキモチ焼いたりお兄ちゃんぶったり相変わらず可愛すぎなタングでした。温かい気持ちになれる家族の物語2020/01/31

absinthe

191
タングの活躍第二弾。球型ロボット・ジャスミン登場。冷酷なロボットかと思われたジャスミンだが次第に打ち解け始める。子供も成長して、タング、ボニー、大混乱の家族の子育てあるあるエピソード集。子の成長の物語でもあり、親の成長の物語でもある。人工知能の仕組みなど、最初から調べようともしなかったに違いない。工学的な視点を気に留めずに書いたと思われ、ロボットの心がが子供の心と見分けつかない。それが本作の良い点だろう。2022/07/19

ナイスネイチャ

169
第2弾。子供のボニーと監視ロボットジャスミンが増え、今度は家の中。宿敵ボリンジャーが出てきてのタング取り合いも安心して読んでました。ただ装丁のジャスミンは想像とは違う!?2018/02/25

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