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内容説明
新事業を生み出さないと、会社は存続できません!
既存事業の市場拡大はおろか、維持さえ難しいいま、どの会社も新事業をつくろうとしています。新たな収益の柱となり得る新事業の開発は、会社の存続・成長を左右する大切な問題ですが、多くの会社は新事業の立ち上げに失敗します。その大きな理由は、新事業を「いままでの経験でできるもの」と考えているからです。
そこで本書は、米国で新事業開発の新スタンダードといえる「リーンスタートアップ」にもとづき、日本の普通の会社が、新事業を「高成功率」「最短最速」「最小費用」で開発する手法を解説。
様々な会社で実績のある新事業開発研修コンテンツをベースに説明するので、新事業の開発から実行までをどのように進めていくのかが、やさしくわかります。
新事業の本質は「謀反」。
“フツーのサラリーマン”も、新しい価値をつくり出せる人=「社内起業家」(イントレプレナー)となることが求められています。既存事業の常識(ビジネスモデル)にとらわれない自由な発想こそが、新しい価値を生み出します。
・新事業開発部門に配属され、現場の中心となる30代・40代
・新事業をマネジメントの視点から考えたい50代
・将来のステップアップのために勉強したい20代
・新プロジェクトのアイデア出しに困っている人
にオススメです!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
牧神の午後
7
タイトル通りで、新規事業開発の進め方の概説。非常に判りやすい本で、だからこそ明日からででもできるんじゃね?と思ってしまうと多分大失敗。本書でも触れられているのだけれど、まさに千3つの世界で、説明を判りやすくするためのケースのようにうまくいくことなんて、稀な死屍累々。一つだけ不満をあげるなら既存事業の遂行をディスり過ぎ?なところか(笑)。2018/11/18
GX
4
今年4/1付けで転職しました!新しく担当するのが、この辺の業務。これまで経験していない領域です。個々にベテラン社員に教えてもらいながら、まずは現状を理解することに努めています。あわせて、参考図書をいろいろと探している時に見つけたのがこの本。多くの本が個人事業主を想定しているのに対して、この本は社員が、社員のまま、会社のなかで新事業を開発するプロセスが説明されていますので、ピッタリした。早く戦力になれるよう、頑張ります!2019/04/21
Shiro
2
「経営戦略ワークブック」でも有名な河瀬氏の書いた新規事業開発の本。新規事業案の幅出しから、評価・選定、顧客価値を中心とした事業内容の具体化、事業企画化、実行までを平易な言葉で解説した良書。筆者は顧客価値検討の際にペルソナを使うことを好む傾向があるのだが、その中で言われていた「確実に買う”ひとり”を探れ」、「ひとりを確実に満足させることが、他の人を顧客にするのだ」というフレーズは、印象的であった。そこそこではなく、本当に顧客視点で事業・サービスを考えきることの重要性を再認識させてくれた。2018/07/04
ウサプー
2
新事業=新結合 ブルーオーシャンは、誰かがそこにあると気づくまで、誰にも見えないものなのだ。2016/08/07
しのジャッキー
1
事業テーマ選択>顧客と提供価値(企画案)>事業計画(事業化判断)の3ステップで完結に説明されている。また良くある、新事業検討活動の種類(事業公募とか)が整理されているのが面白い。2016/10/13