シーボルト江戸参府紀行

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シーボルト江戸参府紀行

  • 著者名:シーボルト
  • 価格 ¥110(本体¥100)
  • 桜の花出版(2017/10発売)
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内容説明

【江戸参府紀行】シーボルト著 呉秀三 註訳(文語訳) シーボルトの江戸参府は1826年2月から7月にかけて行なわれた。本書はその紀行の日程に合わせて、序文と11章にわたり出来事が克明に記録されている。シーボルトはこの江戸参府に大きな期待を寄せ、序文では2年間を準備に当てたと書いている。滞在先では各地からやってくる、医師や蘭学者に面会して精力的に活動。医師たちに天然痘の講義、若千ながら手術を実演し、将軍家の日本人医師から訪問を受けている。各地で日本人と触れ合うことで、シーボルトの日本研究はより深まっていった。この『江戸参府紀行』は鎖国当時の外国人による数少ない記録であり、当時の日本人たちを知る上で貴重な資料。出版-駿南社(1928年)、出典-近代デジタルライブラリー
【著者】シーボルトPhilipp Franz Balthasar von Siebold(1796 -1866年)ドイツの医者。ドイツの名家に生まれ、ヴェルツブルグ大学にて医学、植物額、地理学、人類学を学ぶ。1822年オランダ領東インド陸軍病院少佐に任命され、バタヴィア(現ジャカルタ)を着任。1823年に鎖国中の日本・出島のオランダ商館医として来日。各地から集まった日本人医師に医学や諸科学を教え、日本の植物を収集した。1826年には将軍徳川家斉に謁見。1823年に『シーボルト事件』で国外追放となる。帰国後は日本研究をまとめ、西洋における日本学の発展に大きく影響を与えた。1866年、ミュルヘンで70歳没。

目次

一 千八百二十六年の江戸旅行の前書き
二 長崎より小倉までの旅行
三 小倉より下関へ渡航・下関滞留
四 下関より室へ渡航・室の滞留
五 室より大阪への陸上旅行
六 大阪・京都の滞在
七 京都より江戸への旅行
八 江戸の逗留
九 江戸より京都への帰路
十 京都滞在・大阪へ帰旅
十一 大阪の滞在
十二 大阪より長崎の帰路

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