内容説明
小さい頃の漠然とした夢、今こそ叶える
大阪の魔女に会いに行き、魔法の杖を手作りして、炊飯器の内釜で第三の目を鍛え、月光浴でパワーチャージ……etc.。
夢の原点はテレビアニメの魔女っ子もの。ツテもコネもないけれど、大人になった今こそ本気(!?)で挑むゼロからの魔女修行。
───魔女の奥義と言われる「影の書」は、魔女個人が自由に描く魔女の日記だという。この本は、木丸みさきがあくまでも自己流に、面白く魔女に迫る過程を描いた、彼女の「かげのしょ」。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
まつじん
12
かる~い感じが素敵です。男でも魔女になれる、と言うか訳語がないんですね。2018/04/29
小紫
11
毎年10月になると魔女関係の本を読みたくなるという単純なワタシ(苦笑)。テレビの魔女っ子への憧れがそのルーツだという作者の魔女修行ですが、雑居ビルにある魔女(男性)のお店探訪に始まり、自作のワンド作り、五芒星への考察と、浅く広く飛んで行くのもまた面白かったです。魔女狩りの状況については深く考えたり、日本という多神教がベースの社会でのそれぞれの魔女のあり方について迷ったりと、一緒に色々考えられたような気がしました。2021/10/22
さすらいのアリクイ
9
魔女願望があるマンガ家の著者が魔女関連のお店や場所をめぐったり、魔女的なことを考察する魔女エッセイマンガ。最初の方は大阪の魔女の店に行ってみるなど真面目な雰囲気ですが、徐々に大阪の石切神社、京都の晴明神社など魔女に関係あるのかなと思うスポットに行くとか、水晶玉の中に映像などを出す「スクライング」に挑戦したいが水晶玉は高いので炊飯器のお釜に水を張りそれを見続けるなどよく分からない方向へ。それで魔女になれるかは不明ですが、魔女道を探求する著者の行動が結構面白いなと。あと変なスポットが色々載っているのがいい。2018/05/01
麗月
8
電子版、使ってる携帯キャリアの読み放題で読める魔女を扱ったもの。マニアックな関西での魔女修行、しかも思いっきり低予算。入門編でこそ大阪でその道の先達に教えを乞うものの、スクライング(透視。一番イメージされるのは水晶球を覗く占い)の修行では炊飯器の内釜に水を張って凝視したりする。伊勢参りは京都で遥拝所の神社で済ませ、石切神社でお百度を踏む。その度に内省をマンガに書き下ろす著者。日常にいながらにして、体験する世界の深さと相反する絵柄ゆえに笑いをさそう。こんな形で個人的な体験をシェアして下さった事に感謝を。2021/07/27
ふるかねこがね
4
漫画で記された黒の書。かなり深くウィッカだ。 真面目に修行している本であり、楽しんでいる様子も見えて素敵。企画でやってる(やらされてる)感じがしない。 尊敬できる。2017/11/06
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