文春文庫 すっぴん魂

著者名：室井滋

文藝春秋（2017/11発売）

• ISBN：9784167179083

内容説明

たとえメイクはしていても、心の中はいつもスッピン。フェロモンふりまきの赤パンツを履いた「ロケ弁女優」は、ビビッド・メイクのミニスカポリスに遭遇。試してみた５百万円の超高級納豆のお味は？　話題になったがんばれ猿岩石ツアーと盛岡食いだおれの旅の顛末……大笑いのあとにホロリと泣ける「週刊文春」に連載され大好評を得たエッセイ集第１弾！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[マッピー]

女優の室井滋って結構文章が上手いと聞いて、いつかは絶対読もうと決めていたエッセイ集。しかし読後の感想としては、文章が上手いというよりもエピソードが強い！ビビッドメイクのミニスカポリス（エピソードが強すぎてマンガに無断盗用されたらしい）、ファストフード店のLサイズの紙コップに入れたアルコール飲料を飲みながら高速道路を運転するタクシードライバー、ポルターガイストに「出て行け！」と怒鳴って、本当に隣の家に移動させた霊感の強い友達。「おばあさんになるまでに、すっぴんでも文句言われない女優になってやるんだ、絶対！」

2025/07/22

[読み人知らず]

室井さんすき。１０年前の話題なのでなつかしいやらなんやらかんやら。社交ダンス部、なんて知らない人のほうがおおそう

2012/07/24

[まんまるプーさん]

女優 室井滋さんのエッセイ。倉庫から出てきたので懐かしくて再読。猿岩石とトルコ風呂のバイトとか、当時見ていたので懐かしいーーー！ 室井さんのエッセイは面白くて若い頃読んでたなー。私のお盆とかエスパー・エツオの力とか不思議な話も好きだし、虫づくし、腐ってからじゃ遅いのよ、行き倒れの人が面白かった。

2017/04/25

[やまゆ]

連載をまとめたもので後日談も書かれているが、さらにその続きも気になってくる。個性派女優室井滋という人をもっと知りたくなってきた。

2014/02/09

[なあちゃん]

室井　滋　恐るべし。随分前のエッセイなのに、今でも、そうそうと思えるのが、すごい。

2012/03/26