内容説明
蒼橋星系から紅天艦隊が本国へと帰還し、ようやく平和が訪れたとだれもがほっとしたその時、撤収した敵艦の数が合わないことが判明した! 4万トン級の大型艦1隻と小型艦6隻からなる“L”破壊をもくろむ紅天特務部隊を阻止すべく、義勇軍は奮闘するが……蒼橋騒乱決着までの顛末と、その3年後、連邦宇宙軍を退役したムックホッファが、熊倉中佐、末富大尉、和尚らとともに、〈星海企業〉を立ち上げるまでを描いた完結篇
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
斑入り山吹
6
ああやっと終息した。そうだった、ムックホッファがどうして「ほしのはて」に行くことになったのか、を説明するための4冊だったのだね。しかし、血も涙もない(?)落とし前のつけ方のお八重さん、怖かった。けっこう楽しく読めた。銀河乞食軍団の1巻を取り出してしまったよ。2011/11/24
外道皇帝
3
ようやく黎明編完結。最後の最後でようやくムックホッファとロケ松が乞食軍団を立ち上げるよ。乞食軍団本編のイメージを継承しつつよくぞここまで違和感のない誕生編を描き上げてくれたものだ。感謝感謝。これで本編を再読したくなってしまった。できれば鷹見版乞食軍団シリーズ書いて欲しい。2011/01/22
はいむ
2
黎明篇完結。3巻までとはまた少し印象が異なるというか、戦争が終わっても残っていた伏線をなんとか解決させようと詰め込んだ印象にはなるけど、それでもこれはどうなるんだ?と興味を持って最後まで一気に読み進めた。これで銀河乞食軍団本編につながるということなのか?蒼橋の面々ってコレからどうなるの?本編未読の自分にはその辺とかもかなり気になってしまいます。2011/09/18
sezmar
2
後書きでも触れられていたが、社長モックホッファの活躍より蒼橋義勇軍大活躍話。乞食軍団本編に出て来る人物はそのままといって良いぐらい違和感がないだけにそこは残念。違和感解消のため、パムが白砂に来るまでの活躍を廉明編2といった形で読みたい。贅沢かな?2010/12/26
餅屋
1
謎が明かされる最終巻で二部構成です。前半が「着任!新〈蒼橋〉弁務官」で〈紅天〉艦隊は本星系へ帰還するも紅天特務部隊の破壊工作活動は継続していた。ムックホッファ弁務官のひねり出した作戦は、連邦創世記の規定を引き出した奇策だった。と〈蒼橋〉動乱の決着までを描いています。後半の「〈星海企業〉、始動!」は、短いですがこれが全4巻の本編で、これだけでも読む価値があります。〈蒼橋〉動乱で得た着想から〈人助けの組織〉を立上げようと動きます。〈星京〉編で終わっており、この後の〈星涯〉編を読みたかったです。(2010年)2021/08/03
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