- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
AIが職場に進出する時代。そんな時代に人間に必要とされるのが「考える力」。その力を持つことで私たちはより自分らしい人生が送れるようになります。ベストセラー『地頭力を鍛える』で知られる思考力の第一人者が、若いビジネスパーソンに向けて、考える力を鍛えるための方法を解説します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
桜井葵
58
共感できる部分が沢山ありました。「考えること」を考えるための気付きを得れました。沢山の知識に触れることで知らないことが増えていく。読書は知らないことを増やすことで考えるきっかけをいつも作ってくれる。自分と向き合う最良の方法。考えることのデメリットは思考レベルが上がっていくので同じ人とは話が合わなくなること。それと引き換えにもっと知的レベルが高い人と話が合うようになってくる。具体と抽象の概念などを理解してくると1つの正解がないのがわかってくる。世の中の95%は思考停止状態な人でそういう意味で孤独になりやすい2018/12/20
金城 雅大(きんじょう まさひろ)
34
「考える」とは何かを、様々な角度から網羅している。本書が総論、他の著書が各論といった感じ。 「考える」ことを概念としてしっかり捉えるのにとても有効です。 オススメしたいのは高校生や大学生、社会人1年目の方々かな。 それから、この方が言う「考えてない」人たちのことを考えるきっかけにもなった。 何にも考えてない(なさそうな?)人に心を動かされることって結構あるよなぁ、と。2020/10/08
江口 浩平@教育委員会
34
【考え方】「やわらかい頭の作り方」(細谷功)と併せて読了。考えるという行為をここまで噛み砕いて説明し、なおかつ実践に落とし込める練習問題も付けている本は初めてだった。「考えないこと」が主流の世の中で、思考停止に陥らないよう立ち止まり、自分の責任において発言していくのは苦しみを伴うことであると痛切に感じた。ただ、苦しみを伴うとしても、予測不可能なこれからの世の中を生き抜いていくために考えることは欠かせない。未来を創っていく子どもたちを支える、我々大人が考える姿をみせることがまずその第一歩になるのだろう。2019/05/03
hk
21
衝撃的な一冊である。かつてディープインパクトという規格外の優駿がいたが、書籍のディープインパクトというに相応しい一冊だ。本書がオイラの中にある固定観念という名の思考停止を快刀乱麻に切って捨てていく様は、斬られる側なのに爽快この上ないほど。 因みにM気質は人並み程度だと自覚している。 さて閑話休題して本書をワンフレーズで纏めると「問いをたてるのがほんまもんの思考やねん」となる。 思考とは何か?問いとは?答えとは?抽象化具体化とは? などなど根源的に「考える」ヒントが満載だ。まがうことなき考える練習帳である。2019/03/13
ayumii
20
AIがいろいろなところで導入されつつある今、考えることこそが人間の役割になってくるのだろう。この本を読んでいると、考えることがこれほどエネルギーのいることなのかと、尻込みしてしまいそう。それでも、自分の頭で考えることを諦めずに続けていかなければと思う。2022/04/11