内容説明
育ての父の死後、天涯孤独となったミライはあてのない旅に出、その船の中で〈誅殺者グラート〉に会った。グラートは親友の仇フィドルを追っている。船は大イカに襲われ沈没したがミライはからくも助かり、ヴィザノフ王の城の衛兵となった。城の塔から見える遥か沖合いの島、それは魔神モーズに仕えるヴィヘモス王の支配する呪わしい伝説の島。その島からヴィザノフ王に、長女をモーズの生贄とするという600年前の契約を履行するよう要求がつきつけられ、平和な王国は恐怖に陥った…。※この商品にはイラストが収録されていません。
目次
序章
第一章 ミライ
第二章 ヴィヘモス
第三章 オーリ
第四章 グラート
第五章 ラダマ
第六章 ユーミ
終章
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
そーだ
2
2009年から読み続けてきた田中啓文氏のスーパーファンタジー文庫、ようやく全冊読破。気負わないで読めるのと、そこそこ楽しめるところが好きだった。結局ランゴールとの決着は着かず(それどころか戦闘すらなく、ランゴールの出番もラストにちょろっとしかない)、将来ライバルになりそうなキャラも登場したのに、続きはない。いわゆる打ち切りのような状態。このレーベルの田中作品、けっこう同様な終わり方が多くて残念。ある人物に関する仕掛けは身構えていなかったせいか全く気付かず、種明かしのときには素直に感心してしまった。2015/06/22




