内容説明
形勢判断が図解ですっきり分かる!
「プロ棋士の間では、このような駆け引きが行われていることを見せたい」
本書が初の著作となる、平田智也七段の言葉です。
どのような形で見せれば分かりやすい形になるか、また、アマチュアの上達に役立つ内容にするにはどうすればいいか、試行錯誤をした結果、盤面を図解する形をとりました。
テーマのはじめに局面解剖図があり、「どこが黒・白の領域か、弱い石はどこか、その他注目ポイントなど」次の一手を選ぶうえで考慮すべきことを図示していることで、視覚的に分かりやすくなっています。
また、形勢判断の際に重要な要素を解説しているだけではなく、判断を生かすための打ち方(形勢の良いとき・悪い時の考え方)にも踏み込んで解説をしています。
プロ棋士の技術の凄さを楽しむと同時に、形勢判断の方法とそれを生かす打ち方を学べる、大満足の一冊となっています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キリル
10
碁の形勢判断を行う際の考え方とそこから進んで形勢が良いときと悪いときでどう打つべきか例題を用いて説明してあります。打つ手を選択するために局面解剖図が用意され、答え合わせとなる進行図もある程度丁寧に説明されていて分かりやすくしているのは良いと思います。形勢判断そのものというより、形勢判断後の打ち方をどうするかに重点があると感じた。欲を言えば、もっといろいろな局面を例題として、プロがどういう物差しでどういう思考過程を経て形勢判断を行うのかを見たかったです。2019/05/12
訪問者
2
こうやって囲碁の研究をするのも面白いのだが、実践はもう長いこと遠ざかっている。再稼働できる日は来るのだろうか?2020/12/17
Book Lover Mr.Garakuta
0
分かったような分からんような2018/07/14
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