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内容説明
大雪のため立往生した国際列車の車内で、富豪の老人が殺された。犯人は乗客の中にいる。しかし、乗客の全員に完璧なアリバイがあって……。大胆なトリックとポワロの名推理が冴えわたる。アガサ・クリスティの代表作であり、傑作映画の原作にもなった傑作ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
65
この訳本は初めて読んだけど、物語のツボをきちんと押さえていてなかなか良いかも。だけどイラストはちよっと・・・2013/11/18
いち
10
三谷幸喜氏脚本のスペシャルドラマを見ていたので内容自体は把握していたが、ネタバレなしで読むと登場人物を最大限に活用した人々の意表をついたトリックに、驚くこと間違えなし。本書に限っていえば、ふりがなが多く、逆に読みづらさを感じたが、本書が大人と子供両方に対応した書籍として作られていることを考慮するとそれも仕方がない。内容については、同じ登場人物でも名前がいくつもあり、整理しながら読むのが大変だったが、しっかり理解して読み進めばトリックを十二分に楽しめる。2018/03/29
Dr.strangelove
8
三谷ドラマを前に駆け込み読書。ミステリ初心者こそ、この仕掛けを純粋に楽しめるはず。けれど擦れてしまった読者にもやはり読ませる魅力がある。クリスティのミステリは美しい教科書。巧妙な罠と共に物悲しい余韻が記されている。2015/01/09
マスカット
5
有名どころだが読んだことがなかったので読めて良かった。昔の訳だと思うのだが非常に読みやすく面白かった。2020/07/26
ひこまる
5
毎日の労働から逃れて上流階級になって殺人事件のないw優雅な鉄道旅してえ!被害者が鬼畜でどのような動機があろうが殺人はあくまでも犯罪。事件を鮮やかに解決した頭脳もさることながら、それによる苦悩や処置にポアロの優しい人柄を強く感じる大好きなミステリーの一冊。2017/08/06