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内容説明
黒い水を求めてブラック・マネーが燃え上がる!――石油を買い漁る中国にヤクザが群がった。単身オイルを求めてわずか1年で250億円を稼いだ男はアメリカに狙われ、パレルモ条約で拘束された。朝鮮半島危機から9・12任侠山口組射殺事件にまで連なる、エネルギー・麻薬・武器取引・犯罪組織・「ドル」の連鎖をすべて明かす―経済評論家・渡邉哲也と評論家・猫組長のコンビが石油・ドル・武器・麻薬・犯罪組織の連鎖をあぶり出す!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
奈良 楓
11
【○】出てくる金融スキームが難しくついていけないが、この作者の本を読んで勉強していきたいと思います。ドルの力の源泉の一つの米国保有の金が実はないかも、という話が一番ぞっとしました、2019/09/17
緋莢
10
図書館本。現役時代、原油の先物取引から始まり、現物を扱うようになった猫組長。『山口組分裂と国際金融』でも その辺が語られていましたが、<石油だけで1冊、本ができますね。本書が売れたら、第2弾として『ヤクザと石油』という本を出しましょう>、<おそらく日本のヤクザで、石油を根本から語れる者は少ないと思いますよ。>というやり取りがありました。そのやり取り通り、本が出たようです(続く2024/10/13
li1y
3
いわゆる経済ヤクザというものがどう金をもうけるかというと、暴力装置を有すると言うこと、また支配者や被支配者のほうに立つのではなくあくまで両者の調整役として両方から金を取ること、普通の企業ではなかなか入り込めないような危険な地域に機動的に行くことなどで金銭を儲けていることがわかる。猫組長については経済を熟知しており、合法と非合法のギリギリのところで大きな利益を上げている。オイルマネーに絡んだ話や、株式相場ついての話は単純に小説的だがノンフィクションの読み物として面白い。2019/01/22
多分、器用です
2
この手の闇マネーの話は初めて読んだので新鮮だった。個人的にはバチカン終わってんなって思った。2019/08/17
Kazuo
1
なるほどねー2017/10/02