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内容説明
漢族との溝が深まる少数民族のウイグル族、教会の十字架を撤去されたキリスト教徒、そして同性愛者やフェミニスト……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
skunk_c
24
新聞記者が上海滞在中に取材した、中国政府が取材を嫌がったり、マイナーで記事になりにくい内容のルポ。中でもウイグル問題は、中国当局の取材妨害の生々しさから、やはり大きな棘として中国に突き刺さっていることが垣間見える。この他地方共産党幹部によるキリスト教への抑圧を見ると、この国も「忖度」により権力に取り入ろうとする構造が見える。この他貧困、同性愛と女性問題など、取り上げられるとしてもアンチ中国的なものが多い中、女性ジャーナリストらしい目線と問題意識で記されている。こうした断片を紹介する姿勢はありがたい。2017/11/03
in medio tutissimus ibis.
2
ボツ記事の寄せ集めだと思えば腹も立たないが、面白味や勉強になることもさほどない薄味な本。中国という近くて遠い異世界へいざなう視点とし読者へて自らを開放するわけでもなく、かといって脚で得た以上の広範な知識や公平な紹介者に徹するという気概もなく、とってつけたような中国当局の横暴さへの不平と被弾圧者への同情ばかりが上滑りしている。テーマについても、この本を手に取る程度に中国に関心を持つ人にとっては、「隠された」というほど不可知でも何でもないが、どういう読者層を想定して書いているのか。2018/04/15
mochizo
2
現在の中国でウイグル、キリスト教、同性愛者などの少数民族がいかに息苦しく生活しているかという事を底類にレポートしています。習金平の独裁化が進む中、益々少数民族は生活しずらくなるのでしょうか。そんなことを考えさせられる本でしたね。2018/02/05
akemitsu
1
2017年10月初版。現在の中国のウイグル地方、キリスト教、同性愛者達を取材した本。日本では報道されていない事件など追って現場に赴くも、取材規制が影響して、中身の多くがここまで行って引き返した、といったものになっていた。中国政府の規制の強さを知るには面白いかもしれないが、現場の事情は匂わすだけに終わってしまい、読み応えとしては薄かった。2019/10/27
よしださいめい
1
中国政府による、いわゆるマイノリティの弾圧、いいかえれば、中央政府にとって都合の悪いものを排除する動き、あるいは、それを明らかにしようとする外部(マスメディアなど)を妨害する、その徹底した動きが恐ろしかった。 筆者が本書で扱った中国国内の問題は重要だ。しかし、その歪みはあまりも大きい。2018/08/26




