平凡社新書<br> 地球はもう温暖化していない

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平凡社新書
地球はもう温暖化していない

  • 著者名:深井有
  • 価格 ¥726(本体¥660)
  • 平凡社(2017/10発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784582857917

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内容説明

われわれは、二酸化炭素によって地球温暖化が進んでいることはもはや常識中の常識だと思っている。しかし、データ上では温暖化は20年近く進んでおらず、世界各国では温暖化二酸化炭素原因説への疑念が相次いでいる。では、これから地球はどうなるのか? 最新の太陽学や古気候学の知見から見ると、今後太陽の活動が弱まり、地球は寒冷化に向かう可能性すらある。あまりに政治化されてしまった地球温暖化という問題。タブー視される「温暖化のウソ」に物理学者が警鐘を鳴らす。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥

85
衝撃的なタイトル。論点は二つ①地球は温暖化しているのか?②その原因は二酸化炭素なのか?①筆者は衛星観測データから1998年頃から既に温暖化は止まり、今後寒冷期に向かうという。グラフからはそう見えるが、別のグラフを見ると2010年以降は再び上昇傾向に見える。そうも言いきれないだろう。②地球の気候変動は二酸化炭素よりも太陽活動の影響が大きい。これには同意。ただ、二酸化炭素が全く影響がないかというとそうでないはずで、その点に言及していないのが不満。とはいえきちんとデータで議論している点で良書である。★★★★2016/08/05

yamatoshiuruhashi

42
本書のテーマは本来「科学的」であるはずなのに余りに「時事」問題として取り扱われている。これを科学的根拠もなく先導しているのがIPCCでありマスコミは裏付けを科学的に恋に無視し一方的にその論だけを広めているとの内容であるが、公平に考えて地球温暖化説より本書の言うことのほうが正しいと思う。CO2たった一因で天候のダイナミズムが左右されるはずがない。都市のヒートアイランド現象とCO2増加を同一に論ずるのは愚である。「科学」とは何かをもう一度考えるべきである。日本を「CO2排出権」利権の餌食にしてはならない。2019/11/05

HMax

32
「IPCC」は温室効果ガスによる温暖化が進んでいることを前提として作られた組織、そのため、「地球温暖化が進み、その原因は温室効果ガスでなければならない」宗教になっている。科学的データが示すものは①地球の温度に与える影響はCO2濃度よりも太陽の活動が重要。②CO2による温暖化と太陽活動による寒冷化が打ち消しあい、今後50-100年は横ばいか寒冷化する可能性が高い。③大気中のCO2増加は何の害もない。何事も科学的かつオープンマインドの姿勢を忘れずに。2019/12/21

異世界西郷さん

28
当たり前のように温室効果ガスによる温暖化の危機が叫ばれているがそれは本当に正しいのだろうか? そして実際に将来の地球の気候はどうなっていくのだろうか? ということについて論じた一冊。なんというか、読みながら「“常識”って恐いね」という思いが頭から離れませんでした。地球の気温はどんどん上昇していくどころか、良くて(温室効果ガスのお陰で! )横ばい、下手すると気温が下がって食料やエネルギーの分野で大問題を引き起こす可能性があるというのは大変驚きました。2016/08/20

スー

22
電150地球は温暖化しており原因はCO2と言われてますがそれは間違いという衝撃的な内容でした。そもそもCO2は有害なのか?CO2が増えた事で地球の緑化が進んでいる!?実験でCO2の濃度を今の2倍にしたら稲の成長が30%良くなったそうで植物にはとても良いそうです。地球の温暖化は太陽活動が原因。今は太陽活動が弱まってきてるので寒冷化に進む可能性が高い温暖化より寒冷化対策をするべき。あれだけテレビでやってるのに嘘だとは色々と恐ろしい本でした。日本だけがCO2による温暖化を信じてると書いてありましたが、ならばあの2019/10/19

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