レジーナブックス 世界を救った姫巫女は

著者名：六つ花えいこ【著】/ふーみ【イラスト】

アルファポリス（2017/10発売）

• ISBN：9784434212154

内容説明

学校からの帰り道、異世界トリップしてしまった中学生の理世。平々凡々な彼女には、なんと浄化の力があるらしく、イケメンな護衛達を従え、崩壊寸前の世界を救う旅に出ることに。そして７年後――世界を救った理世は「姫巫女様」と称えられ、護衛を務めた騎士といざ結婚！　のはずが……まさかの失恋!!　しかも理由は「子猿にしか見えない」から!?　ショックで城を飛び出し一人旅を始めた理世だけど、謎の美女との出会いによって行き先も沈んだ気持ちもどんどん変わり始めて――。傷心旅行は、新たな冒険の始まり!?　ちょっと不思議な女子旅ファンタジー！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[絳楸蘭]

Webでお気に入りな話の書籍化。うん。やっぱり、テオバルトが悪い。可愛いの基準は人それぞれだけど、それはね。勘違いされても仕方がないでしょう。好きな話だった分、ヒロインの年齢に対して幼すぎるところが気になった。もとの話はもう少し大人な部分があった気がしたんだけど…。Webでの仕掛けの断片が書籍でも見られて嬉しいけど、これは途中かな？

2015/11/21

[ぐっち]

世界を救った姫巫女は…好きな人に振られて城を飛び出すことに。すれ違いラブはなかなかによいですが、ヒロインが見た目も中身も中学生っぽいですね。

2019/12/17

[kapibara]

世界を救ったヒロインは、恋する相手の本音を知って、傷心の旅に出る。ヒロインが21歳のはずなのに、言動が中高生レベル。中学生の時に異世界転生して、その後7年間、頼れる人たちにおんぶにだっこ状態で……という事情があるのは分かるけど、多感な思春期を経て幼いままというのは少し無理があるような。 主人公の幼さと、やや設定の粗が多いのでそれに目をつぶれば、楽しい題材だと思う。 個人的には、主人公にはもう少し厳しい世界設定が好み。

2018/10/09

[ひまわり]

Web版でお気に入りだった作品。加筆修正しない方がテンポよく面白かった気がする。この作者さん特有の下ネタは書籍化に際してソフトになってました（笑）

2015/11/13

[陸抗]

【再読】世界を救ったご褒美に、守り人との結婚を希望した姫巫女のリヨ。けれど、相手が望んでないと知って傷心旅行へ。世間なれしてない彼女を救ったテレーズと出掛けたものの、テレーズの正体が…。気がつかないリヨもどうかと思うけど、いつまでも正体を明かさないテレーズもねぇ。後で振り返って何してたんだと頭抱えたくならないのかしら。

2025/08/26