内容説明
最強の魔導士ベルンスト・ゲオルグ・フォン・アルマディアノスが転生した異世界の青年――クラッツ・ハンス・アルマディアノス。彼は神にも等しい才能を確かに受け継いでいたが、魔導と接することなく育ったため、あり余る才能を筋力に全振りした「最強の脳筋」となってしまう！イェルムガンド国王の暗殺未遂事件を解決したクラッツは、王位を継承することになったルナリアをはじめ、恋人たちとの合同結婚式を挙げた。一時の休戦を挟みアースガルド帝国との戦争が再開されると、やがて人類共通の敵である妖魔をも巻き込み、三つ巴の争いに発展していく。脳筋クラッツ、帝国皇帝ヘイムダル、神の代行者であり世界を統べる魔王……強者が激突する最終決戦の結末は!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
爺
5
読んでいく内に、まぁ脳筋でもいいかな、と思いつつ最終巻。主人公の強さのMAXが結構適当に都合に合わせて変えられている感じなど、もろもろ気になる点もあるし、同著者の他作品に比べて行き当たりばったりな印象。ラストは駆け足で、なんだか打ち切り感漂うなぁ。あれか、アルファポリス運営から「売上的に次の巻までしか出せません！」とか言われて慌ててまとめたのかな？ しかしラストでの皇帝の放り投げられ方が哀れ。2019/05/27
こも 零細企業営業
5
作者のあとがき無し。突然終わらされた印象。脳筋なストーリーが面白かったのに‥2019/04/02
Abercrombie
1
どうみても打ち切りエンド。脇役たちの因縁、帝国・魔王との戦いが駆け足で回収される。そんなことにページ費やすなら、ラストをもっと書き込んでくれと感じる余計な会話多し。2021/04/11
